Zaif(ザイフ)とは

Zaifは2014年設立の国内最古参の暗号資産交換業者のひとつで、現在は株式会社カイカエクスチェンジが運営しています。モナコイン(MONA)・ネム(XEM)・シンボル(XYM)等の独自路線銘柄取扱と、業界早期からのコイン積立サービスで個性を出してきた老舗取引所です。

本記事では実ユーザーの口コミ・公式公開情報・実利用に基づく評価を踏まえ、Zaifの強み・弱み・適性ユーザーをまとめます。「2018年のハッキング事件後の体制は大丈夫か」「他取引所と比べて選ぶ価値があるか」など気になる論点も整理しました。

Zaifの基本情報・スペック

項目 内容
取扱銘柄数 28銘柄(独自銘柄含む)
最低購入金額 少額から購入可
取引所手数料 Maker -0.01% / Taker 0.10%
販売所手数料 無料(スプレッドあり)
入金手数料 銀行振込無料 / コンビニ入金 486〜594円
出金手数料 385〜756円
送金手数料 0.0001〜0.0005 BTC(BTC送付時) / 銘柄ごと変動
レバレッジ 信用取引あり(レバレッジ取引は非対応)
対応サービス 販売所 / 取引所 / 信用取引 / コイン積立

上記は本記事執筆時点の数値です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

Zaifのメリット5つ

1. MONA/XEM/XYM等の独自路線銘柄

Zaif最大の特徴はMONAコイン(モナコイン)・XEM(ネム)・XYM(シンボル) といった日本のコミュニティ発の独自銘柄を取り扱う点です。さらにZAIFトークン・FSCC・PEPECASH・CICC・NCXC・SJCX等、他取引所では扱っていない先進派向け銘柄も豊富です。

2. 国内老舗としての歴史

Zaifは2014年から運営継続中の国内最古参の取引所のひとつで、日本の暗号資産シーンの黎明期から運営を続けてきました。テックスファンや古参ユーザーから根強い支持を受けており、コミュニティ的な特殊性があります。

3. コイン積立を業界早期から提供

Zaifはコイン積立サービスを業界でも早期から提供してきた取引所で、毎月1,000円からの自動定期買付に対応しています。長期保有を機械的に進めたい人には便利な機能です。

4. Maker手数料がマイナス

取引所(板取引)のMaker手数料は-0.01%(取引所が支払う側)で、Maker注文を中心に取引すれば手数料分が戻ってくる構造です。

5. 信用取引に対応

Zaifは信用取引(自己資金以上の取引)に対応する数少ない国内取引所です。ただし金商法の規制内のレバレッジ取引(最大2倍)とは異なる制度で、利用前に仕組みをよく理解する必要があります。

Zaifのデメリット3つ

1. 過去のハッキング事件

Zaifは2018年9月に約70億円相当の流出事件を経験し、当時運営していたテックビューロ社からカイカエクスチェンジ傘下に経営移管されました。全顧客への補償は完了済みですが、過去の事件を不安に感じるユーザーも一定数います。経営体制刷新後はセキュリティ対策が大幅に強化され、現在は安定運用が続いています。

2. アプリの機能が限定的

Zaifのスマホアプリは必要な基本機能を備えていますが、Coincheck・bitFlyerと比べると機能・UIの完成度が控えめです。本格的なチャート分析やレバレッジ取引画面は他社のほうが優れています。

3. 取扱銘柄数は中位、知名度は限定的

28銘柄取扱は中位水準で、bitbank(38)・BitTrade(40)・GMOコイン(26)と比較するとやや多い〜やや少ない範囲です。新規ユーザーへの認知度は大手2社(Coincheck/bitFlyer)と比べると限定的なため、初心者の最初の1社としての候補にはなりにくい面があります。

Zaifが向いている人・向いていない人

向いている人

  • MONAコイン・XEM・XYM等の和製銘柄を取引したい人
  • 国内黎明期からの老舗取引所を支持したい人
  • ZAIFトークン等の独自上場銘柄に興味がある人
  • コイン積立(自動買付)を業界早期サービスで運用したい人
  • 信用取引を試したい人

向いていない人

  • 大手のブランド安心感を最優先したい完全初心者(Coincheck/bitFlyerが向く)
  • 出金・送金コストを完全にゼロにしたい人(GMOコイン・BITPOINT・SBI VCが向く)
  • アプリの分かりやすさを最優先する人(Coincheckが向く)
  • レバレッジ取引(最大2倍)を使いたい人(GMOコイン・bitFlyer・BitTradeが向く)

Zaif口座開設の流れ(最短即日)

Zaifはスマホ本人確認に対応しており、最短その日のうちに取引開始できます。

  1. Zaif公式サイトから「口座開設」をクリック
  2. メールアドレスとパスワードを登録
  3. 個人情報(氏名・住所・職業・年収・投資経験)を入力
  4. 本人確認書類(運転免許証 or マイナンバーカード)の画像をアップロード
  5. スマホで顔写真を撮影する「スマホ本人確認」を実施
  6. 審査完了メールを受信したら、ログインして入金 → 取引開始

MONAコイン・XEM・XYM の特徴

Zaifで取り扱われる独自路線の和製銘柄について簡単に整理します。

MONAコイン(MONA)

2014年に2chコミュニティから誕生した日本初の暗号資産で、Twitterでの投げ銭文化を生んだ歴史的銘柄です。時価総額は限定的ですが、コミュニティの熱量は依然高く、和製銘柄の代表格として語られます。

XEM(ネム)

NEMブロックチェーン上のトークンで、2018年のCoincheck流出事件で名を知られた銘柄です。Symbolブロックチェーンへの移行(XYM)も進んでおり、技術的に意欲的なプロジェクトです。

XYM(シンボル)

2021年にNEMから派生して始動した次世代ブロックチェーンのネイティブトークン。XEM保有者にXYMが配布された経緯があり、両方を扱うZaifは技術的なファン層に支持されています。

利用前のセキュリティチェック

  • 二段階認証(2FA)を Google Authenticator で設定
  • パスワードは他サイトと使い回さない(最低16文字以上)
  • 公式アプリ・公式サイトのブックマークから限定でログイン
  • 出金先銀行口座が本人名義であることを確認
  • 送金先アドレスは必ず2回以上目視確認

まとめ|独自銘柄狙いの『個性派』として活用

ZaifはMONA/XEM/XYM/ZAIFトークン等の独自路線銘柄 + コイン積立の業界早期実績で、個性を出している国内老舗取引所です。2018年のハッキング事件を経て体制刷新が完了し、現在は安定運用を継続しています。

初心者の最初の1社としては大手2社(Coincheck/bitFlyer)に譲りますが、和製銘柄を扱いたいファン層・国内黎明期からの老舗を支持したい層には継続的に選ばれる1社です。手数料・取扱銘柄・キャンペーンは変動するため、口座開設前に必ず公式サイトで最新条件をご確認ください。