ビットコインキャッシュ(BCH)とは
Bitcoin Cash(BCH)は2017年8月にBTCからハードフォークして誕生した暗号資産です。BTCのスケーラビリティ問題(送金詰まり・手数料高騰)に対し、ブロックサイズを拡大(BTC 1MB→BCH 8MB以上)することで低手数料・高速送金を実現することを目的に分岐したプロジェクトです。
本記事では『BCHを初めて買う』初心者の方向けに、国内取引所での購入手順とBCH特有の活用方法を案内します。
BCHを買える国内取引所
BCHは国内主要8社すべてで取り扱われています。
| 取引所 | 最低購入金額 | 取引所板 | 送金手数料 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| GMOコイン | 1,000円〜 | あり(Maker -0.01%) | 無料 | 入出金・送金完全無料 |
| BITPOINT | 500円〜 | あり(無料) | 無料 | 全コスト無料 |
| SBI VCトレード | 500円〜 | あり | 無料 | SBIグループ + 送金無料 |
| bitbank | 0円〜 | あり(Maker -0.02%) | BCH送金あり | 全銘柄板取引 |
| Coincheck | 500円〜 | 取引所無料 | BCH送金あり | アプリの使いやすさ |
| bitFlyer | 1円〜 | あり | BCH送金あり | 1円少額対応 |
| BitTrade | 少額〜 | あり(Maker 0.00%) | BCH送金あり | 40銘柄取扱 |
| Zaif | 少額〜 | あり | BCH送金あり | 老舗 |
BCHは送金用途で実用性が高いため、送金完全無料のGMOコイン・BITPOINT・SBI VCトレードが特に有利です。
BCH購入の3ステップ
ステップ1: 口座開設(最短10分)
- 取引所の公式サイトから「口座開設」をクリック
- メールアドレスとパスワードを登録
- 個人情報・本人確認書類画像をアップロード
- スマホ本人確認(顔写真撮影)で審査
- 審査完了メール → ログイン
ステップ2: 日本円を入金
- アプリで「日本円入金」を選択
- 銀行振込・クイック入金から選択
- 1,000〜10,000円程度の少額で開始
ステップ3: BCHを購入
- アプリで「販売所」または「取引所」を選択
- 銘柄一覧から「BCH(ビットコインキャッシュ)」を選ぶ
- 購入金額(円)を入力
- 内容を確認して「購入」ボタンをタップ
- 数秒で口座にBCHが反映される
BCHの実用的な活用方法
BCHはBTCより送金手数料が安く、決済用途で実用性が高い銘柄です。
取引所間の資金移動
bitFlyer→GMOコイン等、取引所間で資金を移動する際にBTCで送金すると数千円かかるところ、BCHなら数十円で済みます。XRP・LTCと並んで送金ハブ通貨の選択肢のひとつです。
海外サービスでの決済
BCHは『Bitcoin の元の理念(電子マネーとしての利用)』を継承するプロジェクトとして、暗号資産決済対応の海外サービスで採用されているケースがあります。
BCHを安く買うコツ
- 販売所ではなく取引所(板取引)を使う: スプレッド回避
- Maker注文を使う: bitbank(-0.02%) / GMOコイン(-0.01%) で Maker手数料が無料以下
- 送金が無料の取引所(GMOコイン・BITPOINT・SBI VC)を選ぶ: 別取引所への送金も無料
- ドルコスト平均法で時間分散: 自動積立で高値掴みを回避
BCHのハードフォーク経緯と特徴
BTC からの分岐
2017年8月、BTCのスケーラビリティ問題(1日のトランザクション処理量の限界)を解決するため、ブロックサイズ拡大派がハードフォークでBCHを生み出しました。BTC保有者には同量のBCHが自動配布された経緯があります。
BSV(Bitcoin SV)へのさらなる分岐
2018年11月、BCHはさらに分裂してBSV(Bitcoin SV)が誕生。BCHはBitcoin ABCグループ、BSVは別グループとして運営されています。BCHとBSVは別の暗号資産として国内取引所でも別枠扱いです。
決済特化型としての立ち位置
BCHはBTCの『価値保存』に対し、『電子マネー的な決済利用』を主目的に設計されています。日常的な少額決済での実用性が高く、コーヒーや日用品の支払いにも使えるレベルの手数料・スピードです。
BCHの将来性とリスク
堅実な老舗銘柄としての地位
BCHは2017年から運用継続している老舗アルトコインで、過去にハッキング被害なしの安定運用を続けています。決済特化型として一定の利用基盤がある堅実プロジェクトです。
時価総額順位の低下傾向
2018年頃は時価総額上位5位以内だったBCHは、近年はETH・SOL・他の新興チェーンの台頭で順位が低下傾向です。爆発的な値上がりは期待しにくい点に注意が必要です。
投資判断の原則
- 投資金額は『全額失っても困らない範囲』に厳格に抑える
- ドルコスト平均法での分散投資を推奨
- 全資産の10%以下に抑えるのが安全な目安
- 価格上昇よりも『送金・決済用途の実用性』に価値を見出す
- 急騰ニュース直後の購入は避ける
初心者が陥りやすい失敗
- BCHが急騰したニュース直後に高値で購入
- BCHアドレスをBSVのアドレスと混同して送金 → 資産消失
- 全資産の半分以上をBCHに投資
- 二段階認証を設定せずパスワードだけで運用
- 短期売買を繰り返して手数料負け
購入前のセーフティチェック
- 二段階認証(2FA)を Google Authenticator で設定
- パスワードは他サイトと使い回さない
- 公式アプリ・ブックマークからのみログイン
- 投資金額は『全額失っても困らない範囲』に決定
- BCH送金時は必ずBSVと混同せず、正しいBCHアドレスを2回以上目視確認
- 利益は『雑所得』として最大税率55%が課されることを把握
まとめ|決済特化型の堅実銘柄として
ビットコインキャッシュ(BCH)を国内取引所で買うなら、送金完全無料のGMOコイン or BITPOINTが最有力です。BCHは BTC より送金手数料が安く決済特化型として実用性が高い銘柄で、XRP・LTCと並ぶ送金ハブ通貨の選択肢になります。
投資銘柄としては爆発的な値上がりは期待しにくいですが、堅実な老舗アルトコインとして少額分散保有するのは合理的な選択です。最初は1,000円程度の少額から始めるのが失敗しない流れです。
手数料・取扱条件は変動するため、口座開設前に必ず各社公式サイトで最新条件をご確認ください。
