bitbank vs bitFlyer|どちらを選ぶべきか

bitbankとbitFlyerはともに国内大手の暗号資産取引所ですが、設計思想が大きく異なる2社です。本記事では手数料・取扱銘柄・最低購入金額・派生サービス・セキュリティ等を客観的に比較し、読者ペルソナ別にどちらを選ぶべきかを案内します。

結論を先に書くと、アルトコイン中心のコスト最小化派ならbitbank、メジャー銘柄 + 段階的学習派ならbitFlyerが王道の選び方です。

スペック比較表

項目 bitbank bitFlyer
取扱銘柄数 38銘柄 22銘柄
最低購入金額 0円〜(板取引) 1円〜
取引所手数料 Maker -0.02% / Taker 0.12% 0.01〜0.15%(Lightning)
販売所手数料 無料(スプレッドあり) 無料(スプレッドあり)
入金手数料 銀行振込無料 銀行振込無料 / クイック 330円〜
出金手数料 550〜770円 220〜770円
送金手数料 0.0006 BTC 0.0004 BTC
レバレッジ 非対応 最大2倍(Lightning FX/先物)
板取引対応 全銘柄対応 一部(Lightning経由)
主要派生サービス レンディング bitFlyerクレカ / Lightning FX / 先物
設立年 2014年 2014年

両社とも金融庁登録・2014年設立の老舗で、設計思想が真逆です。

観点1: 取引所手数料|bitbank が Maker 安い

bitbankはMaker -0.02%(取引所が手数料を支払う側)で、Maker注文を中心に取引すれば手数料が実質マイナスになります。bitFlyer Lightningは0.01〜0.15%。

月10万円の取引なら、bitbankなら手数料20円受け取り、bitFlyerなら100〜1,500円支払い。頻繁に取引する人ほどbitbankの優位性が大きくなります。

観点2: 取扱銘柄|bitbank が圧倒的

bitbank(38銘柄) vs bitFlyer(22銘柄)で、bitbankのほうが16銘柄多いです。

  • 共通: BTC/ETH/XRP/LTC/BCH/SOL/MATIC/MKR/SAND/CHZ/AVAX/APE/AXS/FLR/MONA/XEM/LINK/DOT/ADA等
  • bitbank独自: MASK/RNDR/GRT/IMX/MANA/GALA/SHIB/APT/BOBA/QTUM/BAT/OAS等のアルト多数
  • bitFlyer独自: 一部Lightning対応のコア銘柄

アルトコイン中心ならbitbank、メジャー銘柄中心ならbitFlyerで問題なしです。

観点3: 最低購入金額|bitFlyer が圧倒的

bitFlyerは1円から購入可能な国内唯一の取引所です。bitbankは板取引なら最小取引数量(0.0001 BTC等)から可能ですが、販売所では最低単位がbitFlyerより大きい。

100円以下で試したい初心者にはbitFlyerが圧倒的に有利です。

観点4: レバレッジ取引|bitFlyer のみ対応

bitFlyerはLightning FX/先物で最大2倍のレバレッジ取引が可能、bitbankは現物のみです。

レバレッジ取引はリスクが大きいため初心者には推奨しませんが、将来的な選択肢を残すならbitFlyerが有利。

観点5: 派生サービス|bitFlyer が豊富

  • bitFlyer: bitFlyerクレカ(利用額の0.5〜1.0%が自動でBTC化) + Lightning FX + 先物 + 積立
  • bitbank: レンディング(貸暗号資産)

『日常の支払いをBTC化したい』ならbitFlyerクレカ、『単純な板取引でコスト最小化』ならbitbankという棲み分けです。

観点6: セキュリティ|両社とも国内屈指

bitFlyerは国内屈指のセキュリティ評価として知られ、bitbankも過去にハッキング被害なしの運用実績があります。両社とも金融庁登録・コールドウォレット保管・分別管理が義務付けられた正規業者で、現状の体制では両社とも安全水準は高いです。

観点7: 板取引|bitbank が全銘柄対応

bitbankの最大の特徴は全38銘柄で板取引可能なこと。bitFlyerもLightning経由で板取引対応ですが、対応銘柄は限定的です。アルトコインを板取引でコスト最小化したいならbitbankが唯一の選択肢になります。

読者ペルソナ別おすすめ

以下のチェックリストで自分のタイプを確認してください。

  • 100円以下の少額で価格変動を体験したい初心者 → bitFlyer
  • アルトコイン(MANA/GALA/MASK等)を幅広く取引 → bitbank
  • 板取引でMaker注文中心にコスト最小化 → bitbank
  • 日常支払いをそのままBTC積立に → bitFlyer(クレカ)
  • 将来的にレバレッジ取引も視野 → bitFlyer Lightning
  • 本格的なチャート分析 → bitFlyer Lightning(プロ版) or bitbank
  • セキュリティ評価最優先 → bitFlyer(国内屈指)
  • 取扱銘柄数最優先 → bitbank(38銘柄)
  • 完全初心者で最初の1社 → bitFlyer
  • 慣れた中上級者の2社目 → bitbank

両方開設する『併用』が王道

口座開設は両社とも無料・最短即日のため、両方開設して使い分けるのも王道です。

  • bitFlyer: 1円少額試し買い + bitFlyerクレカ積立 + メジャー銘柄
  • bitbank: アルトコインの板取引 + 中上級者向けの本格運用

初心者はまずbitFlyerで操作と価格変動に慣れる → 慣れたらbitbankを追加してアルトコイン拡充 + 板取引でコスト最小化という段階的な進め方が王道です。

開設前のセキュリティチェック

  • 二段階認証(2FA)を Google Authenticator で設定
  • パスワードは他サイトと使い回さない
  • 公式アプリ・公式サイトのブックマークから限定でログイン
  • 出金先銀行口座が本人名義であることを確認
  • 投資金額は『全額失っても困らない範囲』に決める

まとめ|目的別で使い分ける2社

bitbankとbitFlyerは設計思想が真逆の2社で、どちらか一方が圧倒的に優れているわけではありません。アルトコイン板取引派ならbitbank、少額対応 + 段階的学習派ならbitFlyerが王道の選び方です。

両社とも口座開設は無料・最短即日なので、まずbitFlyerで始めてからbitbankを追加するのが初心者の失敗しない流れ。手数料・取扱銘柄・キャンペーンは変動するため、口座開設前に必ず各社公式サイトで最新条件をご確認ください。