Bitgetの招待コードとは、口座開設時の登録フォームに入力することで、紹介プログラム経由の登録として扱われ、取引手数料の割引や登録特典の対象になり得る英数字のコードである。結論から言えば、招待コードは「入力するなら登録時の一度だけ」で、後から遡って適用できないケースがあるため、口座を作る前にコードを手元に用意しておくのが正解になる。
この記事では、招待コードが実際に何をするものなのか、どの画面のどこに入力するのか、特典として何が期待できて何が期待できないのかを、手順ベースで整理する。特典の中身は時期によって変動するため、本記事では「変わらない仕組み」と「必ず登録画面で確認すべき変動部分」を分けて書く。
Bitgetの招待コードでできること・できないこと
招待コードに過剰な期待をして口座を作ると、たいてい肩透かしを食う。先に守備範囲を確定させておく。
| 項目 | できること | できない・限界 |
|---|---|---|
| 取引手数料 | 紹介プログラム経由の手数料割引・リベート対象になり得る | 割引率は時期・VIPランクで変動し、恒久的な固定値ではない |
| 登録特典 | ミステリーボックスやエアドロップ等のタスク型特典の対象になり得る | 「登録しただけ」で満額もらえるわけではなく、入金・取引タスクの達成が条件 |
| 適用タイミング | 新規登録時に入力すれば即座に紐付く | 既存アカウントに後から遡って適用できない場合がある |
| 対象範囲 | 現物・先物・コピートレードなど広く適用され得る | 対象商品や期間が限定されるキャンペーンもある |
| 出金・税務 | 特典で得た資産も自分の資産として扱える | 特典分も課税対象になり得る。非課税にはならない |
つまり招待コードは「コストをわずかに下げ、条件を満たせば追加特典の抽選券が付く」程度のものだ。招待コードの有無が損益を決めることはない。決めるのは手数料水準・レバレッジ管理・撤退ルールのほうである。
この記事を読む人の多くは「特典がいくらもらえるか」を知りたくて来ている。その答えは残念ながら「時期による、そして表示額の満額はまず出ない」になる。ただし、入力の手順と落とし穴を知っているかどうかで、取れるはずだった割引を取り逃すかどうかは変わる。そこは確実にコントロールできる部分なので、以下で丁寧に潰していく。
招待コードを使う前提:国内取引所を先に持つ
Bitgetは海外の取引所であり、日本の金融庁に暗号資産交換業者として登録されていない。ここを飛ばして海外口座だけを作ると、入金も出金も詰まる。
日本円は国内取引所にしか入らない。したがって現実的な資金の流れは、国内取引所で日本円を入金して暗号資産を買い、それを海外取引所へ送り、取引し、利益を国内取引所へ戻して日本円化する、という往復になる。この往復の両端を担うのが国内取引所なので、海外口座を作る前に国内取引所の口座を用意しておくのが順序として正しい。
送金の実務では、国内取引所がUSDTを扱っていないことが多い点に注意する。海外へ持ち出すときはUSDT/USDCのまま送れる場合が多いが、国内へ戻すときはBTCやETHに変換して送るのが定石になる。送金ネットワーク(TRC20/ERC20など)の選択を間違えると資産を失う可能性があるため、送金先アドレスとネットワークは必ず両側の画面で一致を確認する。
国内側をどこにするかも実は効いてくる。暗号資産の送金手数料が無料の国内業者を選んでおくと、海外との往復のたびに発生するコストが抑えられる。GMOコインは金融庁登録業者で、暗号資産の送金手数料が無料、かつAPI取引にも対応しているため、出入口としての使い勝手はよい。往復の頻度が上がるほど、この差は効いてくる。
Bitgetの招待コードで受け取れる特典の実際
Bitgetの紹介プログラムは、招待した側と招待された側の双方に報酬が入る双方向型として設計されている。公式の紹介ページでは、登録と所定のタスクを完了した被招待者に対して、BTCのエアドロップやミステリーボックス形式の報酬が配布される構成が示されている。上位報酬として、より大きな金額枠のミステリーボックスが提示されることもある。
ただしここが最も誤解されやすい部分で、提示される金額は「最大値」であって確定額ではない。ミステリーボックスは抽選箱であり、上限額が大きく表示されていても、実際に開封して得られる額はそれよりはるかに小さいのが通常である。「最大500USDT相当」という表示を「500USDTもらえる」と読むのは誤読になる。
さらに、報酬の受け取りには期限とタスクが紐づく。公式ページでは、登録から一定日数以内に現物と先物の合計取引量が所定の水準に達することが報酬タスクの条件として設定されており、期間を過ぎると権利が消滅する構成になっている。他の期間限定キャンペーンとの併用ができない場合もある。
そして特典内容そのものが時期によって差し替えられる。2026年7月時点で表示されている条件が、翌月も同じである保証はない。したがって本記事では具体的な金額を確定情報として書かない。登録画面と紹介プログラムのページで、その時点の特典内容・タスク条件・期限を必ず自分の目で確認してほしい。
特典を「取りに行く」ことのコスト
取引量タスクを達成するために普段しない取引を積むのは、たいてい割に合わない。仮に数十USDT相当の報酬を狙って不必要な先物取引を回した場合、手数料とスプレッド、そして値動きによる損失で報酬を上回る出費になることは珍しくない。先物のテイカー手数料は0.06%だが、往復すれば0.12%であり、レバレッジをかければ証拠金に対する体感コストはその倍率分だけ膨らむ。
具体的に計算してみる。証拠金1,000ドルに対して10倍のレバレッジをかけると建玉は10,000ドルになる。この建玉を成行で一往復させると手数料は10,000ドル×0.12%=12ドルであり、証拠金1,000ドルに対して1.2%が消える。取引量タスクで「合計取引量◯◯ドル」といった条件が課されている場合、その条件を埋めるだけで証拠金の数%が手数料として溶ける計算になる。報酬の期待値がその手数料を上回る保証はどこにもない。
特典は「どうせやる取引のついでに条件を満たせたら取る」ものであって、特典のために取引量を作るものではない。この線引きだけは守ったほうがいい。
Bitgetの招待コードを入力する手順
ここからは実際の操作手順である。招待コードの入力欄は登録フォームの中で折りたたまれていることが多く、見落としやすい。
手順1: 国内取引所の口座を先に用意する
前述のとおり、日本円の入口と出口として国内取引所が必要になる。この段階で本人確認まで済ませておくと、あとで資金を動かしたいときに待たされない。国内取引所のKYCは即日で終わることもあれば数営業日かかることもあるため、先に着手しておくほうが全体の待ち時間は短くなる。
手順2: Bitgetの登録フォームを開く
公式サイトからアカウント作成に進む。メールアドレスまたは電話番号を選択し、パスワードを設定する画面が出る。パスワードは他サービスと使い回さない。取引所アカウントの使い回しパスワードは、他社から流出した情報を使った不正ログインの標的になる。
手順3: 招待コード欄を展開して入力する
パスワード入力欄の下あたりに「招待コード(任意)」「紹介コード」といった折りたたみリンクがある。これを展開してコードを入力する。当サイト経由で登録する場合のコードは F35TNQ である。
ここが最重要ポイントで、この欄はアカウント作成時にしか表示されない。作成後に設定画面から遡って入力することは、原則としてできない。入力を忘れたまま登録を完了すると、その口座は紹介プログラムの対象外として確定してしまう可能性が高い。登録ボタンを押す前に、コードが入っているかを一度目視で確認する習慣をつけたい。
なお、CTAリンクを経由して登録画面を開いた場合は、コードが自動で埋め込まれた状態でフォームが表示されることがある。その場合は手入力の必要はないが、欄に何が入っているかは確認しておく。ブラウザの広告ブロッカーや、リンクを踏んでから登録までに時間が空いた場合、埋め込みが外れることがあるためである。
手順4: メール認証と二段階認証を設定する
登録直後に認証コードが届く。認証を済ませたら、続けて二段階認証(2FA)を有効化する。取引所アカウントは資産そのものなので、パスワードだけの防御は薄い。認証アプリによる2FAとログインパスワードの使い回し禁止は最低ラインである。SMSだけに依存する構成は、電話番号の乗っ取りに弱いため避けたい。
手順5: 本人確認(KYC)を完了する
出金や一部機能の利用にはKYCが必要になる。用意するのは顔写真付きの公的身分証(運転免許証・パスポート・マイナンバーカードのいずれか)と、顔認証のためのカメラ付き端末である。書類の四隅が切れている、光が反射して文字が読めない、有効期限が切れている、といった理由で差し戻されるケースが多いため、明るい場所で影が入らないように撮影する。差し戻されると再提出から審査完了まで再び時間がかかるので、一度で通すつもりで丁寧に撮る。
手順6: 紹介プログラムの適用状況を確認する
登録後、アカウントの紹介・リワード関連のページで、自分が紹介経由として認識されているか、どのタスクが未達成かを確認する。ここで「紹介者なし」と表示されている場合、コードが適用されていない。この時点で気づけば、まだ打てる手がある可能性があるため、登録直後に必ず確認する。
手順7: 入金して少額でテスト取引する
国内取引所から送金し、着金を確認したら、まずは最小ロットで一往復してみる。手数料がいくら引かれたか、注文がどう約定したかを自分の口座で確認してから本番のサイズに上げる。この一手間で、設定ミスによる大きな損失をかなり防げる。
送金そのものも、初回は少額でテストするのが定石である。数千円分を先に送って着金を確認し、経路が正しいことを確かめてから本命の金額を送る。送金手数料は二重にかかるが、経路ミスで全額を失うリスクに比べれば安い保険料である。
登録前チェックリスト
登録ボタンを押す前に、以下を確認しておく。
- 国内取引所の口座が開設済みで、日本円の入出金経路が確保できている
- 招待コード欄を展開し、
F35TNQが入力されていることを目視で確認した - 二段階認証アプリを端末にインストール済みで、復旧コードを別媒体に保管する準備がある
- 本人確認書類が有効期限内で、鮮明に撮影できる環境がある
- その時点の特典内容・タスク条件・期限を公式ページで確認した
- 失っても生活に影響しない金額の範囲で始めると決めている
やってはいけないこと・招待コードまわりの失敗例
ここは記事の中でも実損に直結する部分なので、具体的に書く。
失敗1: 先にアカウントを作ってから招待コードを探す
最も多い失敗がこれである。「とりあえず登録して、後で特典を調べよう」とすると、入力欄はもう存在しない。サポートに問い合わせても、既存アカウントへの遡及適用は基本的に受け付けられない。手順としては必ず「コードを用意してから登録フォームを開く」の順にする。
失敗2: 複数アカウントを作って特典を重複取得しようとする
同一人物による複数アカウント作成や、自分で自分を招待する自己招待は、取引所の利用規約で禁止されている。検知された場合、特典の没収にとどまらず、アカウント凍結や出金停止に発展することがある。特典数十USDTのために口座内の全資産をリスクに晒すのは、どう計算しても合わない。
失敗3: 「最大◯◯USDT」の表示を確定額だと思い込んで入金する
前述のとおり、ミステリーボックス型の報酬は上限表示である。表示額を前提に入金額を決めると、期待値の見積もりが根本から狂う。特典は入金判断の材料にしない。
失敗4: 特典条件の取引量を満たすために高レバレッジで回す
取引量タスクを短期で埋めようとして、普段使わないレバレッジ倍率で先物を回すパターン。証拠金に対する変動が大きくなり、タスク達成前に強制ロスカットで退場するリスクがある。Bitgetは最大125倍まで設定できるが、倍率を上げるほど許容できる逆行幅は狭くなる。125倍であれば理論上1%弱の逆行で証拠金が飛ぶ計算になり、暗号資産の日中変動幅を考えれば現実的な設定ではない。
失敗5: 送金ネットワークを確認せずに送る
招待コードとは直接関係しないが、初回入金時の事故として最も重い。同じUSDTでもTRC20とERC20は別物であり、対応していないネットワークへ送った資産は原則として戻らない。送金前に、送金元と送金先の両方の画面でネットワーク名の一致を確認する。
失敗6: 二段階認証の復旧コードを端末内だけに保存する
スマートフォンを紛失・故障した瞬間にログインできなくなる。復旧コードは紙またはオフラインの別媒体に控える。海外取引所のアカウント復旧は国内業者より手間がかかることが多く、時間を要する間に相場が動く可能性もある。
失敗7: 招待コードを検索して出てきた出所不明のコードを使う
検索するとさまざまなコードが出てくるが、コードによって紐づく紹介者が変わるだけで、特典の枠組み自体はプラットフォーム側が決めている。怪しいサイトが「このコードだけ特別に◯倍」と謳っている場合、その根拠は確認できないことがほとんどである。コードの出所と、その先で何を要求されるか(個人情報の入力や別サービスへの登録など)は確認しておきたい。
招待コードを入れたあとの初期設定(コピペ用)
登録が済んだら、以下の項目を一度に設定してしまうと後が楽になる。そのまま設定画面のチェックリストとして使ってほしい。
[セキュリティ]
2FA: 認証アプリで有効化(SMSのみに依存しない)
復旧コード: オフライン媒体に保管
出金アドレスホワイトリスト: 有効化し、国内取引所のアドレスを登録
ログイン通知: メール通知をON
[APIを使う場合]
APIキー権限: 読み取り+取引のみ(出金権限はOFF)
IP制限: 実行環境の固定IPのみ許可
キーの保管: 環境変数(.env)に置き、コードやチャットに貼らない
[取引の初期ルール]
初回入金額: 失っても生活に影響しない額
初回は最小ロットで一往復し、手数料の実額を自分の明細で確認
レバレッジ: 低倍率から。倍率を上げる前に損切り幅を先に決める
撤退ライン: 口座残高が初期入金の何%を割ったら止めるかを先に決める
APIキーに出金権限を付けないことと、IP制限をかけることの2点は、自動売買を組むなら必須である。編集部では2026年4月からClaude Codeにトレード判断を任せる検証運用を実口座で継続しており、その過程で最初に固めたのもこのAPI権限設計だった。検証の内容と結果は運用実績のページで公開している。
実質コストで見る:招待コードよりも効く手数料の話
招待コードの割引よりも、素の手数料水準のほうが長期的な影響は大きい。2026年7月時点のBitgetの基本的な手数料は次のとおりである。
| 項目 | 料率 |
|---|---|
| 現物取引 | 0.1%(BGB払いで0.08%) |
| 先物メイカー | 0.02% |
| 先物テイカー | 0.06% |
| 最大レバレッジ | 125倍 |
現物を100万円分売買すると、往復で約2,000円の手数料になる。BGB払いにすれば約1,600円まで下がる。招待コードによるリベートは、この水準にさらに割合で効いてくる形になるが、効き方は時期とランクで変わる。
先物では、メイカーとテイカーの差が3倍ある点が効く。指値で板に置いてメイカーとして約定させるか、成行でテイカーとして即座に約定させるかで、コストは0.02%と0.06%に分かれる。回数を重ねるほどこの差は積み上がる。自動売買を組む場合、成行を多用する設計は手数料面では不利になるため、約定確実性とコストのどちらを取るかを設計段階で決めておく必要がある。
自動売買まで視野に入れるなら、AIの利用料も実額として見ておきたい。生成AIのAPIやサブスクリプションを使って売買判断を回す場合、月額数十ドル規模のコストが常時かかる。これも招待コードの特典額を簡単に上回る固定費である。加えて、オンチェーンで動かす構成にする場合はガス代が別途かかり、1トランザクションあたり数ドル規模の負担が乗ることもある。取引サイズが小さいうちは、こうした固定費が利益を丸ごと食い潰す構造になりやすい。
対抗手段との比較
対BTCC:招待コードの位置づけの違い
BTCCは2011年創業のデリバティブ特化型で、最大250倍のレバレッジとデモ口座を提供している。BTCCの招待コードも登録時入力で、当サイト経由のコードは同じく F35TNQ である。違いは、Bitgetが現物・先物・コピートレード・取引所内蔵のbot機能まで一通り揃えた総合型であるのに対し、BTCCは先物とコピートレードに寄っている点にある。自動売買のbot機能を取引所側で完結させたいならBitget、高レバレッジとデモ口座での練習を重視するならBTCCという住み分けになる。
招待コードの観点で言えば、どちらも「登録時にしか入力できない」「特典内容は時期変動」という点は共通している。両方を使い分ける想定なら、それぞれの登録時にコードを入れ忘れないようにする、という運用になる。
対Bybit:乗り換え文脈でのみ意味を持つ
Bybitは日本居住者向けサービスを終了しており、2026年3月23日にクローズオンリー(新規建玉不可・決済のみ)へ移行、同年7月22日正午に未決済ポジションが強制決済される扱いとなっている。したがって新規に招待コードを使って登録する対象ではない。Bybitを使っていた層が移転先を探す文脈でのみ比較対象になる。移転する場合は、資産を放置せず期限までに引き上げる作業が先である。
この事例は、海外取引所を使ううえでの前提として重要な意味を持つ。日本居住者向けサービスは、規制環境の変化によって縮小・終了し得る。招待コードの特典を評価する以前に、「そこに置いた資産をいつでも引き上げられる経路があるか」を確認しておくべきだ、という教訓である。
対国内取引所:そもそも招待コードの意味が異なる
国内取引所にも紹介キャンペーンは存在するが、位置づけが違う。国内取引所は金融庁登録業者であり、日本円の入出金と法的な保護の面で優位にある一方、レバレッジ上限は法令で抑えられ、取扱銘柄も限定的だ。海外取引所の招待コードは「手数料と特典」の話だが、国内取引所は「入出金インフラ」として持つものである。どちらかを選ぶのではなく、国内を出入口、海外を取引の場として併用するのが実務的な構成になる。
招待コードとアフィリエイトリンクの関係を整理する
招待コードについて調べていると、「コードを入力する」方式と「専用リンクから登録する」方式の二つが出てくる。この二つは同じ仕組みの表と裏であり、どちらも「誰の紹介で登録したか」をプラットフォームに記録するための手段である。
専用リンクを踏むと、リンクに埋め込まれた紹介者情報がブラウザ側に一時的に保持され、登録フォームを開いたときにコード欄へ自動で反映される。したがってリンク経由なら手入力は不要になる。ただしこの保持は永続ではなく、ブラウザの設定やリンクを踏んでから登録までの時間経過によって外れることがある。リンクを踏んでから「明日登録しよう」と間を空けると、翌日には紐付けが消えている、というのはよくある話だ。
したがって最も確実なのは、リンクから登録画面を開いたうえで、コード欄に値が入っているかを自分の目で確認する、という二重の確認である。値が空欄なら手入力する。この確認に10秒もかからない割に、取り逃しを確実に防げる。
紹介者側にも報酬が入る構造をどう見るか
紹介プログラムは双方向で、招待した側にも取引手数料の一部がリベートとして入る設計になっている。つまりコードを紹介している記事やSNSアカウントには、読者が登録することで収益が発生する。この構造自体は隠すようなものではなく、むしろ読者側が知っておくべき前提である。
読者にとって重要なのは、「紹介者に報酬が入ること」自体は自分の不利益にはならない、という点だ。リベートは取引所が受け取る手数料から分配されるもので、読者が余分に支払うわけではない。むしろ紹介経由で登録したほうが被招待者側にも特典が付く設計になっているため、どうせ登録するならコードを入れたほうが得になる。
一方で、この構造は「紹介する側が過度に煽るインセンティブ」を生む。特典額を実際より大きく見せたり、リスクの説明を省いたりする記事が出てくるのはこのためだ。本記事で特典額を確定情報として書かず、リスクの章を独立して設けているのはその反動である。判断材料として、誰がどういう動機で書いているかは意識しておいて損はない。
海外取引所を使うリスクと注意点
招待コードの話に乗る前に、前提として引き受けるリスクを明示しておく。
- 金融庁登録がない:Bitgetは日本の暗号資産交換業者としての登録を受けていない。国内業者に課される分別管理や情報提供の義務、および国内の紛争解決制度の対象外となる。
- 出金停止・制限のリスク:規制環境やプラットフォーム側の判断により、出金の一時停止や制限がかかる可能性がある。取引所に資産を長期間置きっぱなしにしない運用が現実的な防御になる。
- サービス提供の変更・終了リスク:日本居住者向けサービスが縮小・終了する可能性は常にある。実際にBybitでは終了に伴う強制決済が実施されている。撤退時に資産を移せる経路(国内取引所の口座)を常に確保しておく。
- 利益は確定申告の対象:暗号資産の取引益は原則として雑所得として扱われ、一定の所得がある場合は確定申告が必要になる。特典として受け取った資産についても課税関係が生じ得る。取扱いは個別事情で変わるため、税理士など専門家に相談してほしい。
- 高レバレッジによる急速な損失:最大125倍という設定が可能であることは、それを使うべきという意味ではない。倍率が上がるほど強制ロスカットまでの余地は狭くなる。
- 日本語サポートの限界:日本語UIがあっても、込み入ったトラブルの解決には時間がかかることがある。トラブル時に自力で状況を説明できる程度の記録(取引履歴・送金ハッシュ)は自分で残しておく。
- セキュリティは自己責任の比重が大きい:2FA未設定やAPIキーの管理不備による被害は、補償の対象になりにくい。
- コピートレードの成績は保証されない:Bitgetのコピートレードは利益が出た場合に利益の一部(最大10%程度)をトレーダーへ分配する仕組みだが、過去の成績は将来の利益を保証しない。表示されている勝率や収益率は過去の記録であり、同じ結果が続く根拠にはならない。
- 特典条件の変更リスク:キャンペーンの条件はプラットフォーム側の判断で変更・終了され得る。参加時点の条件が完了時まで維持される保証はないため、条件は都度確認する。
まとめ
Bitgetの招待コードは、登録時にしか入力できない一度きりの手続きであり、入れ忘れると遡って適用できない可能性が高い。だからこそ「登録前にコードを用意する」という順序だけは守る価値がある。当サイト経由のコードは F35TNQ である。
一方で、特典の中身は時期によって変動し、表示される金額は上限であって確定額ではない。取引量タスクを埋めるために不必要な取引を積めば、手数料と価格変動で特典額を簡単に上回る出費になる。招待コードは「どうせやる取引のコストを少し下げるもの」と位置づけ、入金額や取引スタイルの判断材料にはしないのが健全である。
そして海外取引所である以上、金融庁登録がないこと、出金制限やサービス終了のリスクがあること、利益に確定申告が必要になることは、特典と切り離せない前提条件として引き受ける必要がある。国内取引所を出入口として確保したうえで、失っても生活に影響しない範囲から始めてほしい。
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