ビットコインを「安く買う」とは何か
ビットコインを安く買うには、購入時の『コスト』を最小化する必要があります。コストには大きく4つあり、それぞれを別個に最適化することで合計コストが大幅に下がります。
- 取引手数料(取引所のMaker/Taker手数料)
- 販売所スプレッド(売値と買値の差として実質的に取られるコスト)
- 入出金手数料(銀行振込・クイック入金・銀行への出金)
- 送金手数料(別取引所やウォレットへの暗号資産送付)
これら全てを意識すると、『同じ1万円分のBTCを買うのに、500〜1,000円のコスト差』が出るのが普通です。月10回取引すれば年間6〜12万円の差になるため、長期投資ほど真剣に最適化する価値があります。
安く買う方法1: 取引所(板取引)を使う
ビットコインを安く買う最大のコツは、販売所ではなく取引所(板取引)で購入することです。販売所のスプレッドは銘柄や相場状況により2〜5%、相場急変時は10%まで広がることもあります。一方、取引所の手数料は0〜0.15%と桁違いに安く設定されています。
| 取引所 | 取引所(板)手数料 | 販売所スプレッド目安 |
|---|---|---|
| bitbank | Maker -0.02% / Taker 0.12% | 2〜5% |
| GMOコイン | Maker -0.01% / Taker 0.05% | 2〜5% |
| Coincheck | 取引所無料 | 3〜10% |
| bitFlyer | 0.01〜0.15% | 2〜5% |
| BITPOINT | 取引所・販売所とも無料 | 1〜3% |
1万円分のBTC購入時のコスト:
- 販売所(スプレッド3%): 約300円のコスト
- 取引所(Taker 0.05%): 5円のコスト
- 取引所(Maker -0.01%): 1円受け取り
板取引は最初は操作が複雑に感じますが、慣れれば数秒で完了します。
安く買う方法2: Maker注文を活用する
取引所手数料は『Maker(板に注文を置く側)』と『Taker(板の注文をすぐ買う側)』で異なります。多くの取引所でMaker手数料は安く、GMOコイン・BitTrade・SBI VCトレードはMaker手数料がマイナス(取引所から受け取れる)です。
Maker注文の出し方は次の通りです。
- 取引所の板取引画面を開く
- 『指値注文』を選択
- 現在の売値より少し低い価格を指定して『買い』注文を出す
- 板にあなたの注文が残り、誰かが売りに来たら約定
少しだけ低い価格で待つため、急騰時は約定しないリスクがあります。逆に相場が落ち着いている時は数分で約定し、Taker注文より確実に得をします。
安く買う方法3: 入金手数料を抑える
入金時のコストも見落としがちです。以下の手段なら入金手数料をゼロにできます。
- 住信SBIネット銀行・楽天銀行・GMOあおぞらネット銀行から振込(月数回まで振込手数料無料)
- 取引所の銀行振込入金を使う(取引所側の入金手数料は基本無料)
- クイック入金・コンビニ入金は330〜1,018円かかるので避ける
メインバンクをネット銀行に切り替えるだけで、入金コストはほぼゼロにできます。
安く買う方法4: 出金・送金が無料の取引所を選ぶ
仮想通貨を売却して銀行に出金する際、または別取引所・ウォレットへBTCを送金する際の手数料は、取引所により大きな差があります。
| 取引所 | 銀行出金 | BTC送金 |
|---|---|---|
| GMOコイン | 無料 | 無料 |
| BITPOINT | 無料 | 無料 |
| SBI VCトレード | 無料 | 無料 |
| bitFlyer | 220〜770円 | 0.0004 BTC |
| Coincheck | 407円 | 0.0005 BTC |
| bitbank | 550〜770円 | 0.0006 BTC |
月3回出金 + 月2回BTC送金するヘビーユーザーなら、GMOコインを使うだけで年間3〜10万円のコスト削減が可能です。
安く買う方法5: 高値掴みを避ける
どれだけ手数料を抑えても、価格が高い時に買えば損失が大きくなります。高値掴みを避けるための実践テクニックは次の3つです。
- 『ドルコスト平均法』で毎日 or 毎週、少額ずつ自動購入する
- 『指値注文』で『○○円まで下がったら買う』と事前にルール化する
- 急騰ニュースの直後24〜48時間は購入を控える
GMOコイン・Coincheck・bitFlyerは自動積立に対応しており、毎日100円〜1万円の少額を機械的に積み上げられます。価格を読まずに『時間分散』するだけで、高値掴みリスクは大幅に下がります。
安く買うためのチェックリスト
以下を満たせば、ビットコイン購入時のコストはほぼ最小化できます。
- 販売所ではなく取引所(板取引)を使う
- Maker注文(指値注文)を活用する
- 入金はネット銀行の振込手数料無料枠を使う
- 出金・送金が無料の取引所(GMOコイン・BITPOINT・SBI VC)を併用する
- 急騰直後の購入を避け、ドルコスト平均法を導入する
- 月の取引回数とコストを月次で見直す
取引パターン別おすすめ取引所
自分の取引スタイルに応じて最適な取引所が変わります。
- 少額(1万円以下)で月数回取引: Coincheck or bitFlyer(操作の簡単さ重視)
- 月10〜30回取引: GMOコイン(Maker -0.01% + 入出金無料)
- アルトコイン中心: bitbank(全銘柄板取引・Maker -0.02%)
- 長期保有・出金頻繁: GMOコイン or BITPOINT(送金完全無料)
- 頻繁にDEXに送金: GMOコイン or BITPOINT(BTC送金が無料)
まとめ|小さな最適化の積み重ねで年間数万円の差
ビットコインを安く買う最大のポイントは『販売所ではなく取引所(板取引)を使う』ことです。これだけで購入コストが2〜5%から0.01〜0.15%まで下がります。さらにMaker注文・入出金無料・送金無料を組み合わせれば、年間数万円のコストを節約できます。
GMOコインは『取引所Maker -0.01% + 入出金無料 + 送金無料』を兼ね備える総合力で、安く買い続けたいユーザーの最有力候補です。bitbankはアルトコイン中心の人に最適です。
手数料は変動するため、口座開設前に必ず公式サイトで最新条件をご確認ください。
