BTCCの手数料は、取引手数料(Maker/Taker)・入出金手数料・資金調達率(ファンディングレート)の3種類に大別されます。結論を先に言えば、暗号資産の入金は無料、出金は通貨ごとのネットワーク手数料が実費でかかり、取引手数料はVIPレベルに応じて段階的に割引される仕組みです。本記事では2026年8月時点の情報をもとに、取引手数料・出金手数料・資金調達率の実額と、手数料を安くする方法までを整理します。

BTCCの手数料一覧【2026年8月時点】

項目 手数料の目安
無期限先物 Maker手数料 0.200%
無期限先物 Taker手数料 0.300%
現物取引 Maker手数料 0.200%
現物取引 Taker手数料 0.300%
暗号資産入金 無料
暗号資産出金 通貨ごとのネットワーク手数料(実費)
ビットコイン出金 約0.0004 BTC
資金調達率 8時間ごとに変動制(日本時間 18時・2時・10時)

上記はVIPレベルによって割引が適用される前の基本水準です。最新の数値は公式サイトでご確認ください。

取引手数料(Maker/Taker)の仕組み

Makerとteikerの違い

Maker(指値注文で板に注文を残す側)とTaker(成行注文などで即座に約定させる側)では、多くの取引所で手数料率が異なります。BTCCでは無期限先物・現物ともにMaker0.200%、Taker0.300%が基本水準で、VIPレベルが上がるほど段階的に手数料が引き下げられます。

VIP制度による割引

取引量や資産保有量に応じたVIPレベル制度があり、レベルが上がるほどMaker/Taker双方の手数料率が下がります。頻繁に取引する場合は、VIPレベルの条件を確認し、達成状況を把握しておくと実質的なコスト削減につながります。

出金手数料の実額

暗号資産の入金は無料

すべてのVIPレベルで暗号資産の入金手数料は無料です。国内取引所で購入した暗号資産をBTCCへ送る際のコストは、送金元の送金手数料のみを考慮すればよい形です。

出金は通貨ごとのネットワーク手数料

出金手数料は通貨ごとのネットワーク手数料が適用され、VIPレベルに応じた割引が加わります。ビットコインの出金手数料は約0.0004 BTCで、業界平均とされる水準(約0.0004599 BTC)よりやや低めです。VIP1以上ではさらに割引が適用されるケースもあります。

出金手数料を抑えるコツ

  1. 出金回数をまとめる:小口で頻繁に出金するより、ある程度まとめて出金する方がネットワーク手数料の負担割合が下がります
  2. VIPレベルの条件を確認する:取引量・資産残高の条件を満たすと出金手数料が割引されるケースがあります
  3. 通貨ごとの手数料差を比較する:同じ金額を出金する場合でも、通貨によってネットワーク手数料は異なります

資金調達率(ファンディングレート)とは

仕組みと支払いタイミング

資金調達率は、無期限先物の価格を現物価格に近づけるための仕組みです。ロングとショートのポジション保有者の間で直接資金がやり取りされ、日本時間の18時・2時・10時の8時間ごとに精算されます。計算式は「資金調達手数料=資金調達率×ポジション価値」です。

資金調達率がプラスとマイナスの場合

資金調達率がプラスの場合はロング側がショート側に支払い、マイナスの場合はショート側がロング側に支払う形になります。相場が過熱してロングに偏ると資金調達率はプラスに傾きやすく、長時間ポジションを保有するコストとして意識しておく必要があります。

資金調達率の実額計算例

資金調達率が仮に0.01%(8時間ごと)で、100万円相当のポジションを1日(3回分)保有した場合の概算コストは以下の通りです(実際の資金調達率は市場の需給で変動します)。

資金調達率(1回あたり) ポジション価値 1回あたりの支払い目安 1日(3回)の合計目安
0.01% 100万円 約100円 約300円
0.05% 100万円 約500円 約1,500円

資金調達率は常に一定ではなく、相場の過熱度合いによって数倍〜逆符号に変動することもあります。ポジションを長期間保有する場合は、取引手数料だけでなくこの累積コストも含めて損益を評価する必要があります。

ポジション保有期間とコストの関係

短期売買であれば資金調達率の影響は限定的ですが、無期限先物ポジションを数日〜数週間単位で保有する場合、資金調達率の累積が無視できないコストになることがあります。ポジションを長期保有する予定がある場合は、直近の資金調達率の推移を確認しておくことをおすすめします。

手数料の実額シミュレーション

具体的な取引金額でどれくらいの手数料がかかるか、簡略化した例で確認します(実際の約定価格・スプレッドは含まない概算です)。

取引内容 Taker手数料(0.300%)の目安 Maker手数料(0.200%)の目安
10万円分の取引 約300円 約200円
50万円分の取引 約1,500円 約1,000円
100万円分の取引 約3,000円 約2,000円

上表の通り、取引金額が大きくなるほどMaker注文とTaker注文の手数料差も比例して拡大します。頻繁に取引する場合や1回あたりの取引金額が大きい場合ほど、指値注文(Maker)を意識的に使う効果が大きくなります。

VIPレベルと手数料割引の考え方

BTCCに限らず、多くの海外取引所ではVIPレベル制度を採用しており、一般的に以下のような段階設計になっています。

VIPレベルの目安 条件の目安 手数料への影響
一般(VIP0) 条件なし 基本手数料率が適用される
VIP1〜VIP3 一定の取引量または資産保有量 Maker/Taker手数料が段階的に割引
VIP4以上 より高い取引量・資産保有量 出金手数料の割引も拡大

具体的な条件・割引率は変更されることがあるため、頻繁に取引する場合は公式サイトのVIP制度ページで最新の基準を確認することをおすすめします。

手数料を安くする3つのコツ

  1. VIPレベルを引き上げる:取引量・資産保有量の条件を満たすことで、Maker/Taker手数料率と出金手数料が段階的に下がります
  2. 指値注文(Maker)を積極的に使う:成行注文(Taker)よりMaker手数料の方が低く設定されているため、急ぎでない場面では指値注文を活用します
  3. 出金をまとめる:ネットワーク手数料は出金1回あたりの固定コストに近い性質があるため、まとめて出金する方が相対的なコスト負担は下がります

BTCCの手数料と他の海外取引所との比較

項目 BTCC 一般的な海外取引所水準
Taker手数料(先物) 0.300%(基本水準) 概ね同水準〜やや高め
BTC出金手数料 約0.0004 BTC 業界平均 約0.00046 BTC
VIP割引制度 あり(段階的) 多くの取引所で採用

手数料水準は各社の相場と大きく乖離しない範囲に収まることが多く、実際の使い勝手はコピートレード機能・日本語サポート・アプリの使いやすさなど手数料以外の要素も含めて比較するのが現実的です。他の海外取引所との違いはBitgetとBTCCの比較記事でも整理しています。

手数料に関する注意点

  1. 表示価格と実質コストの違い:手数料率だけでなく、資金調達率や出金のネットワーク手数料も含めた実質コストで比較することが重要です。
  2. VIPレベルの条件は変動する:取引量・資産保有量の基準は改定されることがあるため、最新の条件を公式サイトで確認してください。
  3. 通貨によって出金手数料が異なる:出金する通貨のネットワーク状況によって手数料が変動する場合があります。
  4. 資金調達率は固定ではない:市場の需給によって変動するため、長期保有前提のポジションではコストが読みにくい点に注意が必要です。

BTCCに関するよくある質問(FAQ)

BTCCの取引手数料はいくらですか?

無期限先物・現物取引ともに、Maker手数料0.200%、Taker手数料0.300%が基本水準です。VIPレベルが上がるほど段階的に割引されます。

BTCCの出金手数料はいくらですか?

通貨ごとのネットワーク手数料が適用されます。ビットコインの場合は約0.0004 BTCで、業界平均よりやや低めの水準です。

BTCCの入金手数料はかかりますか?

暗号資産の入金はすべてのVIPレベルで無料です。

資金調達率とは何ですか?

無期限先物の価格を現物価格に近づけるための仕組みで、日本時間18時・2時・10時の8時間ごとにロング・ショート間で資金がやり取りされます。

資金調達率がマイナスになることはありますか?

はい。相場の需給によってプラス・マイナスどちらにも変動します。マイナスの場合はショート側がロング側に支払う形になります。

手数料を安くする方法はありますか?

VIPレベルを引き上げる、指値注文(Maker)を積極的に使う、出金をまとめるといった方法で実質的な負担を下げられます。

BTCCの手数料は他の海外取引所と比べて高いですか?

手数料率自体は業界の一般的な水準と大きく変わりません。実際の比較では、コピートレード機能やサポート体制など手数料以外の要素も含めて検討するのが現実的です。

BTCCの手数料は今後変わりますか?

VIPレベルの条件や手数料率は改定されることがあります。最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください。

まとめ

  • BTCCの取引手数料は無期限先物・現物ともにMaker0.200%/Taker0.300%が基本水準
  • 暗号資産の入金は無料、出金は通貨ごとのネットワーク手数料が実費でかかる
  • 資金調達率(ファンディングレート)は8時間ごとに変動し、長期保有ではコストとして意識する必要がある
  • VIPレベルの引き上げ・指値注文の活用・出金のまとめで実質コストを下げられる
  • 最新の手数料水準は変動するため、口座開設前後にかかわらず公式サイトで随時確認してください

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