BITPOINTとCoincheckの比較とは、国内の暗号資産取引サービスとして知名度の高い2社を、手数料・取扱銘柄・アプリ・積立などの観点から自分に合う方を選ぶための検討作業である。結論から言えば、コスト(手数料)を最優先するならBITPOINT、アプリの使いやすさとNFT・IEOなど派生サービスの充実度を重視するならCoincheckという住み分けが、2026年7月時点では最も分かりやすい整理だ。

本記事では、両社の公式情報と複数の比較データをもとに、手数料・銘柄・アプリ・積立・キャンペーンという5つの軸で違いを具体的に検証する。読み終える頃には「自分はどちらの口座を先に開くべきか」を判断できるはずだ。

BITPOINTとCoincheckの比較結論(早見表)

まず全体像を比較表で押さえておこう。詳細は後続の各セクションで掘り下げる。

比較項目 BITPOINT Coincheck
運営会社 株式会社ビットポイントジャパン コインチェック株式会社(マネックスグループ)
現物取引手数料 無料(販売所・取引所とも) 取引所はビットコイン無料(一部銘柄は手数料設定あり)/販売所無料(スプレッドあり)
日本円入金 無料 銀行振込無料/コンビニ・クイック入金770円〜
日本円出金 無料 407円
暗号資産送金 無料 銘柄ごとに有料(BTCは0.0005BTC、変動あり)
取扱銘柄数 20種類超(2026年7月時点) 30種類以上(2026年7月時点)
レバレッジ取引 非対応(現物のみ) 非対応(現物のみ)
最低購入金額 500円程度から 500円程度から
積立 対応(コストを抑えた設計) 対応(口座振替で全自動)
NFT・IEO なし Coincheck NFT・IEOあり

この表から読み取れる本質はシンプルだ。**BITPOINTは「お金の出入りにかかるコストがほぼゼロ」**という一点で突き抜けており、**Coincheckは「初心者が迷わないアプリと、NFT・IEO・つみたてという体験の幅」**で勝負している。どちらが優れているかではなく、自分が何を重視するかで答えが変わる比較と言える。

BITPOINTとは?特徴と強みを整理

BITPOINT(ビットポイント)は、株式会社ビットポイントジャパンが運営する国内の暗号資産取引サービスだ。金融庁登録の暗号資産交換業者として運営されており、2026年7月時点で20種類を超える暗号資産を取り扱っている。

強み1: 主要手数料がすべて無料

BITPOINT最大の特徴は、コスト構造の分かりやすさにある。現物取引手数料(販売所・取引所とも)、日本円の入金・出金手数料、暗号資産の送金手数料が原則無料だ(2026年7月時点。適用条件の詳細は公式サイトで最新情報を確認したい)。

取引のたび、入出金のたびに数百円単位の手数料が積み重なると、少額投資では利益を圧迫する要因になる。例えば毎月1万円ずつ購入して年数回出金するような使い方では、手数料無料の効果が相対的に大きく効いてくる。

強み2: 独自銘柄の取り扱い実績

BITPOINTは、DEP(ディープコイン)やJMY(ジャスミー)、TSUGT、GXE、OASといった、国内で取り扱う取引所が限られる銘柄を積極的に上場させてきた実績がある。ゲーム系・国産プロジェクト系のアルトコインに関心がある人にとって、BITPOINTでしか(あるいは数社でしか)買えない銘柄が存在することは明確な選択理由になる。

強み3: 500円程度の少額から始められる

販売所では500円程度の少額から暗号資産を購入できる。手数料無料と組み合わせると、「まず数百円で試してみる」という初心者の入り口として使いやすい設計だ。

弱み: レバレッジ非対応・ツールは簡素

一方で、BITPOINTはレバレッジ取引に対応しておらず、現物取引のみである。またアプリや取引ツールの機能・情報量は、後述するCoincheckなど大手と比べるとやや簡素との評価がある。高機能チャートで分析したい中上級者には物足りない場面もあるだろう。

Coincheckとは?特徴と強みを整理

Coincheck(コインチェック)は、コインチェック株式会社が運営する暗号資産取引サービスで、東証プライム上場のマネックスグループ傘下にある。2026年7月時点で30種類以上の暗号資産を取り扱っており、国内でも取扱銘柄数の多い取引所のひとつだ。

強み1: 国内トップクラスに使いやすいアプリ

Coincheckのスマホアプリは国内ダウンロード数で上位に位置し、チャート表示から購入完了までの操作が直感的なことで知られる。「暗号資産を初めて買う人が迷わない」ことを徹底した画面設計は、初心者にとって大きな安心材料だ。ウィジェットで価格を確認し、数タップで購入まで完了する体験は、取引ツールに不慣れな人ほど価値を感じやすい。

強み2: NFT・IEO・つみたてなど派生サービスが豊富

Coincheckは現物売買以外のサービスの厚みが特徴的だ。

  • Coincheck NFT: 口座があればそのまま利用できるNFTマーケットプレイス
  • IEO: 新規トークンの先行販売に参加できる国内でも数少ない窓口のひとつ
  • Coincheckつみたて: 銀行口座からの口座振替に対応した自動積立
  • 貸暗号資産: 保有する暗号資産を貸し出して利用料を受け取るサービス

とくにIEOは国内で実施できる取引所が限られており、新規プロジェクトの初期段階に関わりたい人にとってCoincheckを選ぶ動機になっている。

強み3: マネックスグループ運営の信頼感

証券業で長い実績を持つマネックスグループの傘下で運営されている点は、セキュリティ体制や内部管理の面で安心材料と受け止められている。過去の教訓を踏まえた顧客資産の分別管理・コールドウォレット運用など、体制整備が進んでいることも公表されている。

弱み: 出金・送金・販売所スプレッドのコスト

Coincheckの弱点はコスト面に集中している。日本円の出金には一律407円がかかり、コンビニ入金・クイック入金は770円以上、暗号資産の送金には銘柄ごとの手数料(ビットコインで0.0005BTC、ネットワーク混雑時は増額)が必要だ。また販売所のスプレッドは比較的広めとされるため、コストを抑えるには取引所形式を使う工夫が要る。

手数料を徹底比較:トータルコストで考える

手数料は「取引」「入金」「出金」「送金」の4か所で発生する。それぞれを比較しよう。

取引手数料の比較

BITPOINTは販売所・取引所とも取引手数料が無料だ。Coincheckも取引所形式ならビットコインの取引手数料は無料で、一部銘柄にはMaker・Taker手数料が設定されている(2026年7月時点の情報では、銘柄によりMakerがマイナス手数料=報酬になるケースもある)。

つまり「取引手数料」だけを見れば両社に大差はない。差がつくのは販売所のスプレッドと、次に述べる入出金・送金だ。

入金・出金手数料の比較

項目 BITPOINT Coincheck
銀行振込入金 無料(振込手数料は自己負担) 無料(振込手数料は自己負担)
コンビニ・クイック入金 即時入金無料 770円〜1,018円
日本円出金 無料 407円

日本円の出し入れを頻繁に行う人ほど、この差は無視できない。例えば月1回出金するだけで、Coincheckでは年間4,884円(407円×12回)のコストになる計算だ。

暗号資産の送金手数料の比較

外部ウォレットや他の取引所に暗号資産を送る場合、BITPOINTは送金手数料が無料。Coincheckはビットコインで0.0005BTCが基本で、ブロックチェーンの混雑状況によってはさらに高くなることがある。仮に1BTC=1,500万円とすると0.0005BTCは7,500円に相当し、送金頻度が高い人には大きな差となる。

NFT売買やDeFi利用などで外部ウォレットへの送金を前提とするなら、送金無料のBITPOINTを送金用ハブとして使う構成が合理的だ。

ケース別シミュレーション:1年間でいくら差がつくか

手数料の差を実感するために、利用パターン別に年間コストの目安を試算してみよう(2026年7月時点の手数料体系に基づく概算。スプレッドは変動するため除く)。

ケース1: 毎月3万円を銀行振込で入金し、年2回出金する人

  • BITPOINT: 入金無料+出金無料=取引所側のコストは0円(銀行の振込手数料のみ自己負担)
  • Coincheck: 入金無料+出金407円×2回=年間814円

差は小さく見えるが、これは「銀行振込のみ・出金少なめ」という最もコストがかからない使い方での比較だ。

ケース2: コンビニ入金を月1回使い、月1回出金する人

  • BITPOINT: 即時入金無料+出金無料=0円
  • Coincheck: コンビニ入金770円×12回+出金407円×12回=年間14,124円

入出金の頻度が上がると、差は年間1万円を超える規模になる。月3万円の積立に対して年14,124円のコストは約3.9%に相当し、投資成績への影響は無視できない。

ケース3: 月1回、ビットコインを外部ウォレットへ送金する人

  • BITPOINT: 送金無料=0円
  • Coincheck: 0.0005BTC×12回=0.006BTC。1BTC=1,500万円と仮定すると年間約9万円相当

送金頻度が高い使い方では、差が最も大きく開く。NFTやDeFiで外部ウォレットを常用する人にとって、送金手数料の有無は取引所選びの最重要項目と言っていい。

もちろんCoincheck側には、こうしたコストを払ってでも使いたいアプリ体験と派生サービスがある。要は「自分の利用パターンでいくら払うことになるか」を先に見積もることが、後悔しない選び方につながる。

スプレッドという「見えないコスト」

販売所形式では、購入価格と売却価格の差であるスプレッドが実質的なコストになる。スプレッドは両社とも相場状況で変動するため一概な断定はできないが、Coincheckの販売所はスプレッドが広めとの評価が複数の比較情報で見られる。コスト重視なら、どちらの取引所でも販売所より取引所(板取引)形式を優先するのが基本戦略だ。

取扱銘柄を比較:数のCoincheck、独自性のBITPOINT

銘柄数の比較

2026年7月時点で、Coincheckは30種類以上、BITPOINTは20種類超を取り扱う。単純な数ではCoincheckが上回る。

両社共通の主要銘柄

ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ポルカドット(DOT)、チェーンリンク(LINK)、チリーズ(CHZ)、IOSTなど、主要銘柄は両社で購入できる。時価総額上位の定番銘柄だけ買うなら、銘柄数の差はほぼ意思決定に影響しない。

BITPOINTならではの銘柄

DEP(ディープコイン)、JMY(ジャスミー)、TSUGT、GXE、OASなど、ゲーム・国産プロジェクト系の銘柄はBITPOINTの特色だ。これらの銘柄が目的なら、銘柄数の多寡に関係なくBITPOINTが選択肢になる。

Coincheckならではの銘柄・サービス連携

CoincheckはFNCT、PLT、BRILなどIEO実施銘柄を含むラインナップと、NFTマーケットとの連携が特色だ。IEOに参加したい、NFTを国内サービスで売買したいというニーズはCoincheckでしか満たせない。

取扱銘柄は両社とも入れ替わり・追加が続いているため、目当ての銘柄がある場合は口座開設前に公式サイトの最新の取扱一覧を確認してほしい。

アプリ・取引ツールの使いやすさを比較

Coincheck: 初心者の分かりやすさ最優先

Coincheckアプリは、ホーム画面で保有資産と価格チャートが一目で分かり、購入までのステップが少ない。初めての暗号資産購入で「どこを押せばいいか分からない」というストレスが少ない設計は、国内ダウンロード数上位という実績に裏付けられている。

BITPOINT: 必要十分だが簡素

BITPOINTのアプリも現物の売買・入出金・積立といった基本機能は網羅しており、日常の取引に支障はない。ただしチャート分析機能や情報コンテンツの厚みではCoincheckや他の大手に一歩譲るという評価が一般的だ。「安く買って長く持つ」スタイルなら十分だが、頻繁にチャートを見ながら取引したい人は物足りなさを感じるかもしれない。

セキュリティ機能の比較

アプリ・ツールと合わせて確認したいのがセキュリティ機能だ。両社とも金融庁登録の暗号資産交換業者として、顧客資産の分別管理や大部分の暗号資産のコールドウォレット保管といった、法令に基づく体制を整えている。利用者側で使える機能としては、二段階認証(ワンタイムパスワード)、ログイン通知、出金先アドレスの管理機能などが両社で提供されており、この点で大きな優劣はない。

重要なのは、どちらを選んでも二段階認証の設定と、他サービスと使い回さない強固なパスワードが利用者側の必須対策になることだ。取引所側の体制がどれだけ整っていても、アカウント情報の漏洩による不正ログインは防ぎきれない。口座開設後、入金より先に二段階認証を設定する順番を徹底したい。

どちらを選ぶべきか

アプリの快適さを日々の体験として重視するならCoincheck、アプリはシンプルで良いからコストを削りたいならBITPOINT。ここでも冒頭の結論がそのまま当てはまる。

積立・レンディングなど周辺サービスを比較

積立サービスの比較

長期の資産形成手段として人気の積立は、両社で設計思想が異なる。

項目 BITPOINT Coincheck
サービス 積立(コスト面を抑えた設計) Coincheckつみたて
入金方法 口座残高から 銀行口座振替に対応
特徴 積立にかかる手数料・スプレッド面のコストを抑制 入金の手間なく完全自動化できる

BITPOINTは積立にかかるコストを抑えた仕組みを打ち出しており、長期でコツコツ積み立てるほどコスト差が効いてくる。一方Coincheckつみたては銀行口座からの口座振替に対応しているため、毎月の入金作業すら不要な「完全ほったらかし運用」ができる。コストのBITPOINT、手間レスのCoincheckという構図だ。

レンディング(貸暗号資産)の比較

両社とも保有する暗号資産を貸し出して利用料を得るサービスを提供している。料率や募集状況は銘柄・時期によって変動するため、利用時に各社の公式ページで最新の条件を確認したい。長期保有前提の資産を遊ばせたくない人には、どちらでも選択肢になる。

ただしレンディングには注意点もある。貸出期間中は原則として資産を引き出せないため、相場急変時に売却できないリスクを負うことになる。また貸出先の信用リスクも理論上はゼロではない。利用する場合は保有資産の一部にとどめ、貸出期間と中途解約の条件を事前に確認しておきたい。

NFT・IEOはCoincheckの独壇場

前述の通り、NFTマーケットプレイスとIEOはCoincheckにしかない機能だ。この2つに関心があるかどうかは、両社を選び分ける決定的な分岐点になる。

キャンペーン・口座開設のしやすさを比較

両社とも口座開設・維持費は無料で、スマホの本人確認(eKYC)を使えば申し込みから最短即日〜数日程度で取引を始められる。

キャンペーンについては、BITPOINTは新規上場銘柄のプレゼント企画を継続的に実施する傾向があり、Coincheckは口座開設や入金に応じた特典企画を行うことがある。内容は時期により変わるため、口座開設前に必ず両社の公式サイトで最新のキャンペーン情報を確認しよう。

口座開設の手順(両社共通の流れ)

口座開設の流れは両社ともおおむね共通で、スマホだけで完結する。

  1. 公式サイトまたはアプリからメールアドレスを登録する: 確認メールのリンクを開き、パスワードを設定する。パスワードは他サービスと使い回さないこと
  2. 基本情報を入力する: 氏名・住所・職業・取引目的などを入力する。本人確認書類の記載と完全に一致させるのが審査をスムーズに通すコツだ
  3. スマホで本人確認(eKYC)を行う: 運転免許証やマイナンバーカードを撮影し、続けて自分の顔を撮影する。画面の指示に従えば数分で完了する
  4. 審査完了の通知を待つ: 審査がスムーズに進んだ場合、最短即日〜数日程度で口座開設完了の通知が届く
  5. 二段階認証を設定する: 入金より先に、認証アプリによる二段階認証を必ず設定する
  6. 日本円を入金して取引を開始する: 銀行振込なら両社とも入金手数料は無料(振込手数料は自己負担)。まずは500円程度の少額購入で操作に慣れるのがおすすめだ

口座開設前の準備をチェックリストにまとめた。

  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)を手元に用意した
  • 登録用のメールアドレスとSMSを受け取れるスマートフォンがある
  • 入金元にする銀行口座を決めた(本人名義であること)
  • 両社の公式サイトで最新のキャンペーン条件を確認した
  • 二段階認証アプリ(Google Authenticator等)を準備した
  • 投資に回す金額の上限を生活資金と分けて決めた

目的別おすすめ:あなたはどっち向き?

ここまでの比較を、読者のタイプ別に整理する。

BITPOINTが向いている人

  1. 手数料を1円でも抑えたい人: 取引・入出金・送金が無料という構造は、少額投資家ほど恩恵が大きい
  2. DEP・JMYなど独自銘柄が目当ての人: 取り扱いの少ない銘柄はBITPOINTならではの選択肢
  3. 外部ウォレットへ頻繁に送金する人: 送金手数料無料はDeFi・NFT利用者に効く
  4. コスト重視で積立したい人: 積立コストを抑えた設計が長期投資と好相性

Coincheckが向いている人

  1. 初めて暗号資産を買う人: 迷わないアプリ設計は最初の一歩のハードルを下げる
  2. NFT・IEOに参加したい人: 国内で参加窓口が限られるサービスを一気に使える
  3. 完全自動で積立したい人: 口座振替対応のつみたては入金の手間がゼロ
  4. 大手グループの安心感を重視する人: マネックスグループ運営という背景

初心者がやりがちな選び方の失敗

最後に、取引所選びでよくある失敗パターンを押さえておこう。

  • 「銘柄数が多い方が良い」とだけ考えて選ぶ: 実際に売買するのは多くの場合2〜3銘柄だ。数より「自分が買いたい銘柄があるか」「その銘柄を取引所形式で買えるか」の方が重要になる
  • 販売所と取引所の違いを知らずに販売所だけ使う: 同じアプリ内でも販売所はスプレッドという実質コストが乗る。取引所形式が使える銘柄なら板取引を覚えるだけでコストが大きく変わる
  • キャンペーン目当てだけで決める: 特典は一時的なもので、手数料やサービスの差は使い続ける限りずっと効いてくる。キャンペーンは「同点だったときの決め手」程度に考えるのが健全だ
  • 出金・送金コストを確認せずに使い始める: 買うときのコストばかり見て、出口(日本円出金・外部送金)のコストを見落とすケースは多い。利益確定やウォレット移動の段階で気づいても遅い

併用という現実解

両社とも口座開設・維持は無料なので、「取引と送金はBITPOINT、NFT・IEO・つみたてはCoincheck」という併用が実務的には最も柔軟だ。システムメンテナンスや障害時の予備口座になる点でも、複数口座の保有はリスク分散として機能する。

リスクと注意点

両社の比較とは別に、暗号資産取引そのものに共通するリスクも整理しておく。

  1. 価格変動リスク: 暗号資産は株式や為替と比べても値動きが大きく、短期間で資産価値が半分以下になる可能性がある。生活資金とは切り離した余裕資金で行うことが大前提だ
  2. 販売所スプレッドによるコスト: 販売所は操作が簡単な反面、スプレッドが実質コストになる。同じ銘柄でも取引所形式が使えるなら優先を検討したい
  3. 送金ミスのリスク: 暗号資産の送金はアドレスやネットワーク(チェーン)を間違えると資産を失う恐れがある。初回は少額でテスト送金する習慣をつけよう
  4. ハッキング・不正ログインのリスク: 取引所側の対策が進んでも、利用者側のパスワード使い回しやフィッシングで被害に遭う例は絶えない。二段階認証の設定は必須だ
  5. サービス内容変更のリスク: 手数料体系・取扱銘柄・キャンペーンは変更されることがある。本記事の情報は2026年7月時点のものであり、口座開設・取引前に必ず公式サイトで最新情報を確認してほしい
  6. システム障害・メンテナンスのリスク: 相場急変時にアクセスが集中し、取引しづらくなる場面はどの取引所でも起こり得る。複数口座の併用が備えになる
  7. 税務上の注意: 暗号資産の売却益や他の暗号資産との交換益は原則として課税対象になる。損益計算は取引が増えるほど複雑になるため、詳細は税務署や税理士など専門家に相談を

まとめ:コストのBITPOINT、体験のCoincheck

BITPOINTとCoincheckの比較は、突き詰めれば「コストか、体験か」の選択だ。

  • BITPOINT: 取引・入出金・送金の主要手数料が無料。独自銘柄と低コスト積立が強み。ツールは簡素でレバレッジ非対応
  • Coincheck: 国内上位のアプリ体験とNFT・IEO・口座振替つみたての幅広さ。出金407円・送金手数料などコスト面は割高
  • 併用: どちらも口座無料なので、目的別の使い分けが現実解

手数料の差は取引を重ねるほど、サービスの幅は経験を積むほど効いてくる。まずは自分が最初の3か月で何をしたいか(少額で試す・積立を始める・NFTを見てみる)を決め、それに合う方から口座を開くのが失敗の少ない進め方だ。なお本記事の数値・サービス内容は2026年7月時点の情報に基づくため、最終判断の前に各社公式サイトで最新情報の確認を忘れないでほしい。自分の利用パターンを起点に選べば、どちらを選んでも大きな後悔はないはずだ。

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