SBI VCトレードとZaif(ザイフ)は、ともに金融庁登録済みの国内暗号資産交換業者だが、運営母体・手数料体系・ステーキングやレバレッジ対応の有無が大きく異なる。結論から言えば、出金コストの低さとステーキングの充実度を重視するならSBI VCトレード、独自銘柄と国内自動売買(Zaifトレード)にアクセスしたいならZaifという住み分けになる。本記事執筆時点(2026年7月)の公式情報と複数の比較メディアの記事を突き合わせ、両社を横並びで整理する。

項目 SBI VCトレード Zaif(ザイフ)
運営会社 SBI VCトレード株式会社(SBIホールディングスグループ) 株式会社Zaif(カイカグループ)
取扱銘柄数 40種類前後(2026年7月時点) 24〜30種類程度(情報源により差異あり)
取引所(板取引)手数料 Maker -0.01% / Taker 0.05% Maker 0% / Taker 0.1%〜0.3%
出金手数料(JPY) 月1回無料、2回目以降330円 3万円未満385円、3万円以上770円
送金手数料(暗号資産) 無料 銘柄ごとのネットワーク手数料が実費でかかる
レバレッジ取引 対応 非対応(現物取引のみ)
ステーキング 対応(ETH/SOL/ADA/DOT/AVAX/ATOM等17銘柄程度) 対応(ETH・XYM、報酬は毎月JPYまたは暗号資産)
国内自動売買 非対応 対応(Zaifトレード=かんたん取引)

(※本記事執筆時点の参考値。手数料・キャンペーン条件・取扱銘柄は変動するため、口座開設前に必ず各社公式サイトでご確認ください)

「取引所を1つに絞りきれない」という声も多いが、実際には両社とも得意分野がはっきり分かれているサービスであり、投資スタイルによって最適解は変わる。以降の章で、手数料の内訳・対応銘柄・実際の使い勝手まで踏み込んで比較していく。

SBI VCトレードとZaifとはどんな取引所か

SBI VCトレードとは、SBIホールディングスグループの一員として運営される国内暗号資産交換業者であり、SBI証券・住信SBIネット銀行との資金フロー連携と、ステーキング・レバレッジ取引まで幅広いサービス構成を特徴とする取引所である。Zaif(ザイフ)とは、カイカ(旧CAICA)グループ傘下の株式会社Zaifが運営する国内暗号資産交換業者であり、独自銘柄の取扱いと国内では珍しい自動売買機能「Zaifトレード」に特徴がある。どちらも金融庁登録の暗号資産交換業者として、顧客資産の分別管理が義務付けられている。

SBI VCトレードは、SBIグループが暗号資産事業に参入する形で設立された事業者であり、証券・銀行・保険など幅広い金融事業を展開するSBIホールディングスのグループシナジーを活かした運営が特徴である。SBI証券口座を持つユーザーであれば、資金移動の面で親和性が高い設計になっている。また、暗号資産の現物取引だけでなく、レバレッジ取引・ステーキング・積立サービスまで1つの口座内で完結できる構成になっている点も特徴である。

一方のZaifは、運営元だったテックビューロが2018年に外部からの不正アクセスで暗号資産が流出する事案を経験し、同年11月にFisco系列へ事業が譲渡され、2020年に「Zaif株式会社」へ商号変更、2023年11月にはカイカグループのKusim傘下となって現在の体制で運営が続けられている。過去の経緯を経て体制を引き継ぎながらも、フィスココイン(FSCC)・カイカコイン(CICC)といった、他の国内取引所では扱っていない独自銘柄の取扱いや、条件設定型の自動売買「Zaifトレード」など、独自色の強いサービスを維持している点が特徴である。両社とも過去の経緯を経ながら、現在はいずれも金融庁登録を継続した状態で営業している。

スペック比較|手数料・銘柄数・レバレッジ・ステーキング一覧

両社のスペックを、実際に口座を選ぶ際に確認したい項目ごとに、もう一段詳しく整理する。

比較項目 SBI VCトレード Zaif
入金手数料 無料 無料(提携銀行経由)
クイック入金 住信SBIネット銀行等で24時間即時対応 提携銀行により対応
最低取引単位 1円相当から 銘柄により異なる
積立サービス 対応(暗号資産つみたて) 対応(Zaifコイン積立、月1,000円〜、7銘柄程度)
板取引と販売所 両方式あり 両方式あり
アプリ iOS/Android対応 iOS/Android対応

出金手数料は月1回無料のSBI VCトレードが低頻度出金では有利になりやすく、逆に3万円未満の少額出金を繰り返す場合はZaifの385円という選択肢もある。取引所(板取引)手数料はどちらもMakerを軸に組み立てられているが、Taker手数料はSBI VCトレードが一律0.05%であるのに対し、Zaifは銘柄によって0.1%〜0.3%と幅がある点に注意したい。

取扱銘柄の傾向を比較する

単純な銘柄数だけでなく、どの銘柄を取り扱っているかも選定の重要な観点になる。SBI VCトレードはビットコイン・イーサリアムなどの主要銘柄に加え、ステーキング対応銘柄(SOL・ADA・DOT・AVAX・ATOM等)を重点的にラインナップしている傾向がある。一方のZaifは、主要銘柄に加えて、フィスココイン(FSCC)・カイカコイン(CICC)といった他の国内取引所では取扱いのない独自銘柄を持っている点が最大の差別化要素になる。投資したい特定の銘柄が決まっている場合は、口座開設前に各社の取扱銘柄一覧ページで上場の有無を確認しておくと二度手間を避けやすい。取扱銘柄は上場・上場廃止により随時変動するため、最新情報は必ず公式サイトで確認してほしい。

SBI VCトレードの特徴

SBI VCトレードの強み

  • 出金は月1回無料、送金手数料も無料でコストを抑えやすい
  • 板取引はMaker -0.01%で実質マイナス、Takerも0.05%と低水準
  • ステーキング対応銘柄が17銘柄程度と国内でも充実している
  • レバレッジ取引に対応しており、現物以外の選択肢も持てる
  • 住信SBIネット銀行から24時間即時入金でき、SBI証券利用者との親和性が高い
  • SBIホールディングスグループとしてのコンプライアンス体制

SBI VCトレードの弱み

  • 2回目以降の出金には330円の手数料が発生する
  • Zaifのような国内自動売買機能(Zaifトレードに相当するもの)は提供していない
  • 独自銘柄のような他社にない差別化要素は、Zaifほど強くはない

SBI VCトレードは、出金・送金コストの低さとステーキングの充実度を軸に、長期保有前提の投資家に向いた設計になっている取引所だと整理できる。レバレッジ取引にも対応しているため、現物とレバレッジの両方を1つの口座で試したい人にも選択肢が広がる。SBI証券・住信SBIネット銀行を既に利用している人であれば、資金移動の手間が少なく、グループ内での一体感を持って運用しやすい点も見逃せないポイントである。

Zaifの特徴

Zaifの強み

  • 板取引のMaker手数料が0%で、指値中心の取引ならコストを抑えやすい
  • ETH・XYMのステーキングに対応し、報酬を毎月JPYまたは暗号資産で受け取れる
  • フィスココイン(FSCC)・カイカコイン(CICC)など他の国内取引所にはない独自銘柄を取り扱う
  • Zaifトレード(かんたん取引)で条件設定型の国内自動売買ができる
  • 月1,000円からのZaifコイン積立で少額から長期保有を始められる
  • 3万円未満の出金なら385円とSBI VCトレードの2回目以降(330円)と近い水準

Zaifの弱み

  • 取扱銘柄数はSBI VCトレードよりやや少ない傾向がある(情報源により24〜30種類程度)
  • 出金手数料が3万円以上で770円と、まとまった金額の出金ではコストが上がる
  • レバレッジ取引は提供を終了しており、現物取引のみとなっている
  • 暗号資産の送金には銘柄ごとのネットワーク手数料が実費でかかる

Zaifは、独自銘柄へのアクセスと国内で完結する自動売買機能を軸に、他の取引所にはない選択肢を求める投資家に向いた設計になっている取引所だと言える。フィスココイン・カイカコインに投資したい場合、実質的にZaifでの口座開設が前提になる点は、他社にはない明確な選定理由になる。

手数料・レバレッジ・ステーキングをさらに詳しく比較する

出金手数料の年間試算

月2回・年間24回、いずれも3万円未満の出金を行うユーザーを想定した場合の年間コスト目安を試算する。

取引所 1回目 2回目以降(月内) 月2回のコスト目安 年間コスト目安
SBI VCトレード 無料 330円 330円 3,960円
Zaif 385円 385円 770円 9,240円

出金を月1回にまとめる運用ができるなら、SBI VCトレードのコスト優位性がより際立つ。逆に、こまめに出金したい場合はZaifの385円という水準も選択肢として現実的である。1回あたりの出金額が3万円を超える場合、Zaifは770円に上がる点も踏まえて比較したい。

板取引と販売所の違い

両社とも「販売所」と「取引所(板取引)」の2つの購入方式を用意している。販売所は取引所自体を相手方として直接売買する方式で操作はシンプルだが、提示価格に運営側のスプレッドが上乗せされるため実質コストは板取引より高くなりやすい。板取引は他ユーザーの注文一覧(板)を見ながら指値・成行で注文する方式で、指値注文(Maker)を使えば手数料を抑えやすい。SBI VCトレード・Zaifともに、コストを抑えたいなら板取引に慣れることを検討する価値がある。

レバレッジ取引とは

レバレッジ取引とは、証拠金を担保に自己資金以上の金額で取引できる仕組みである。SBI VCトレードはレバレッジ取引に対応しており、現物取引に比べて短期間での資産変動が大きくなる分、証拠金以上の損失が生じるリスクや、追証(追加証拠金)、ロスカット(強制決済)といった仕組みへの理解が前提になる。Zaifは現時点でレバレッジ取引の提供を終了しており、現物取引のみで運用する設計になっている。現物取引に特化して運用したい人にとっては、レバレッジ機能がないこと自体が安心材料になり得る。

ステーキングとは

ステーキングとは、対象の暗号資産を一定期間預け入れることで、ネットワークの検証作業に貢献し、その対価として報酬を得られる仕組みである。株式の配当に近いイメージで、保有しているだけで追加の収益を得られる点が特徴だが、対象銘柄自体の価格変動リスクは別途存在する。SBI VCトレードはETH・SOL・ADA・DOT・AVAXなど17銘柄程度に対応しており対象範囲が広い一方、Zaifは対応銘柄をETH・XYMに絞り込み、報酬を毎月JPYまたは暗号資産で受け取れる仕組みを提供している。どちらも一定期間の預け入れ(ロック)が発生する場合があるため、対象銘柄・利率・受取方法は口座開設前に公式サイトで確認しておきたい。

入金方法の比較

入金方法 SBI VCトレード Zaif
銀行振込 対応 対応
クイック入金 住信SBIネット銀行等に対応 提携銀行経由で対応
コンビニ入金 非対応 一部提携先で対応
暗号資産入金 対応 対応

SBI VCトレードは住信SBIネット銀行との連携で24時間即時入金が可能な点が強みである。Zaifはコンビニ入金にも一部対応しており、銀行口座を使わない入金手段の選択肢がある。

対 他の国内取引所との違い

対 bitFlyer

bitFlyerはビットコインの取引量で高い実績を持つ老舗取引所だが、出金手数料や送金手数料はSBI VCトレード・Zaifと単純比較しづらい体系になっている。ステーキング・積立などの付帯サービスの構成も異なるため、銘柄数や取引量の実績を重視する場合の比較対象になる。

対 GMOコイン

GMOコインは入出金・送金がすべて無料である点が強みで、出金の一部に手数料が発生するSBI VCトレード・Zaifと比べるとコスト面で有利になりやすい。ただしステーキング対応銘柄数やレバレッジの仕組みは各社で異なるため、単純な手数料比較だけで決めるべきではない。

対 Coincheck

Coincheckはアプリの操作性と取扱銘柄数の多さで初心者人気が高い一方、出金手数料は一律407円で、月1回無料のSBI VCトレードより高くなる場合がある。独自銘柄やステーキング対応の広さで比較すると、SBI VCトレード・ZaifのほうがCoincheckにはない選択肢を持っている。

対 bitbank

bitbankはアルトコインの板取引に強みを持つ取引所で、手数料体系もMaker/Takerで細かく分かれている。出金・送金コストは相対的に高めとされ、コストを重視するならSBI VCトレードのほうが有利になりやすい。

対 BitTrade

BitTrade(旧Huobi Japan)は取扱銘柄数が50銘柄前後と国内でも多く、取引所手数料が無料である点が特徴だが、出金手数料は550〜770円とZaif以上にかかる。独自銘柄やステーキングよりも銘柄数の幅広さを重視するなら、BitTradeも比較対象に入る。

これらを踏まえると、出金・送金コストの低さで選ぶならSBI VCトレード、独自銘柄・国内自動売買という他社にない機能で選ぶならZaif、取扱銘柄数の絶対的な幅を重視するならBitTradeやCoincheck、というように、比較対象を広げるほど各社の得意分野がより明確になる。

どちらを選ぶべきか|投資スタイル別ガイド

SBI VCトレードが向いている人

  • SBI証券・住信SBIネット銀行を既に利用している人
  • 出金頻度を月1回程度にまとめてコストを最小化したい人
  • ステーキングで長期保有の収益を幅広い銘柄で積み上げたい人
  • レバレッジ取引にも国内取引所内で対応しておきたい人
  • 板取引でMaker手数料マイナスを活用したい中級者

Zaifが向いている人

  • フィスココイン・カイカコインなど独自銘柄に投資したい人
  • ETH・XYMのステーキングを毎月の受取形式で利用したい人
  • 国内取引所でルールベースの自動売買(Zaifトレード)を試したい人
  • 板取引のMaker手数料0%を活用したい人
  • 少額の出金を3万円未満でこまめに行いたい人

併用するメリット

両社を併用することで、次のような使い分け・リスク分散が可能になる。

  1. SBI VCトレードをメインにステーキング・長期保有・出金の集約を行う
  2. Zaifでフィスココイン・カイカコインなど独自銘柄やZaifトレードを利用する
  3. 出金は手数料の安いSBI VCトレード側にまとめる
  4. 1社に依存しない分散管理でセキュリティリスクを軽減する

口座開設の手順

  1. 公式サイトからメールアドレスを登録する
  2. スマホでスピード本人確認(運転免許証・マイナンバーカード等)を行う
  3. 二段階認証(2FA)を設定する
  4. 銀行振込またはクイック入金で初回入金する
  5. 取引を開始する

どちらもスマートフォン一つで最短即日〜翌営業日に口座開設が完了する。

よくある失敗と回避策

  1. 手数料体系を誤解して口座開設する:「取引所手数料が安い=すべて無料」と誤解し、出金時に想定外のコストに気づくケースがある。→ 入金・出金・送金・取引の4区分を分けて確認してから開設する。
  2. 投資したい銘柄の上場を確認せずに開設する:目的の銘柄(特にZaifの独自銘柄)が上場していないことに後から気づき、結局もう1社追加で開設することになるケース。→ 事前に各社の取扱銘柄一覧を確認する。
  3. 出金タイミングを考えずに手数料を多く払う:SBI VCトレードで月2回以上出金し、2回目以降の330円を毎回支払ってしまうケースや、Zaifで3万円をわずかに超える出金を繰り返して770円がかかり続けるケース。→ 出金額・頻度を事前に計画する。
  4. レバレッジ取引の仕組みを理解せず利用する:SBI VCトレードのレバレッジ取引を、リスクを十分理解しないまま利用し、想定外の損失を被るケース。→ 現物取引で操作に慣れてから、少額でレバレッジ取引を検討する。
  5. ステーキングの対象銘柄・ロック条件を確認しない:対象外の銘柄で同様のサービスを期待して口座開設すると想定と異なる結果になる。→ 事前に対象銘柄・利率・受取方法を公式サイトで確認する。

キャンペーンの活用

SBI VCトレード・Zaifともに、口座開設キャンペーンや取引量に応じたキャッシュバックキャンペーンを不定期に実施している。適用条件(期間・最低取引量等)は各社の判断で変更されるため、口座開設前に必ず公式サイトの最新条件を確認してほしい。友人紹介プログラムを実施している時期もあり、既にどちらかの口座を持っている知人がいる場合は、紹介経由での開設でお互いに特典を得られるケースもある。

カスタマーサポート体制の比較

項目 SBI VCトレード Zaif
問い合わせ方法 メール・チャット メール・FAQ
対応言語 日本語 日本語
FAQ充実度 手数料・ステーキング・レバレッジ関連が充実 積立・独自銘柄・出金関連が充実

どちらも日本語での問い合わせに対応した国内向けのサポート体制を整えている。トラブル発生時はまず公式FAQページで該当項目を確認し、解決しない場合に問い合わせフォームを利用するのが基本的な流れになる。

セキュリティと運営会社の背景

両社とも金融庁登録の暗号資産交換業者であり、顧客資産の分別管理・コールドウォレット保管が義務付けられている。SBI VCトレードはSBIホールディングスグループ全体でのセキュリティ投資・コンプライアンス体制を後ろ盾としている。Zaifは、運営元だったテックビューロが2018年に外部流出事件を経験した後、Fisco系列を経て2023年11月にカイカグループのKusim傘下となり、体制を引き継ぎながら運営が続けられている。個別の保険加入状況やマルチシグ体制の詳細は、各社公式のセキュリティページで確認することを推奨する

税務面では、両社とも年間取引報告書や取引履歴のダウンロード機能を備えている。複数の取引所を併用する場合、確定申告時の損益通算のために、各取引所の年間取引報告書を早めにダウンロードして保管し、取引所間で送金した場合の取得価格の引き継ぎを正確に記録しておく必要がある。譲渡原価の計算方法(総平均法など)は一貫させ、不明点は税理士など専門家に相談してほしい。

開設前のセキュリティチェックリスト

  • 二段階認証(2FA)をGoogle Authenticatorで設定したか
  • パスワードを他サービスと使い回していないか
  • 公式アプリ・公式サイトをブックマークからのみ開いているか
  • 出金先銀行口座が本人名義であることを確認したか
  • 投資金額を「全額失っても困らない範囲」に設定したか

まとめ

SBI VCトレードは出金・送金コストの低さ、ステーキング対応銘柄の広さ、レバレッジ取引への対応が強みであり、SBI証券・住信SBIネット銀行との親和性を求める人に向いている。Zaifは独自銘柄(フィスココイン・カイカコイン)へのアクセス、ETH・XYMのステーキング、国内自動売買(Zaifトレード)といった独自機能が強みであり、他の取引所にはない選択肢を求める人に向いている。出金コストは頻度・金額によって有利不利が変わるため、自分の運用スタイルに照らして比較するとよい。

初めて口座を開設する1社を選ぶなら、SBI証券利用者やステーキング・レバレッジまで含めて幅広く試したい人はSBI VCトレード、独自銘柄や国内自動売買まで含めて選択肢を広げたい人はZaifが候補になる。どちらか一方に絞りきれない場合は、まず片方で口座開設と本人確認を済ませ、実際の操作感を確認したうえでもう一方の追加開設を検討するという段階的な進め方も現実的である。いずれの場合も、投資は余裕資金の範囲で行い、手数料体系とキャンペーン条件は口座開設前に必ず公式サイトの最新情報で確認してほしい。

よくある質問

SBI VCトレードとZaifどちらが手数料は安いですか?

出金頻度が月1回程度ならSBI VCトレードのほうが安くなります(月1回無料)。3万円未満の出金をこまめに行う場合はZaifの385円という水準も選択肢になります。板取引はSBI VCトレードのMaker -0.01%、ZaifのMaker 0%とどちらも指値中心なら有利です。

取扱銘柄数が多いのはどちらですか?

SBI VCトレードが40種類前後で、Zaifの24〜30種類程度をやや上回ります。ただしZaifはフィスココイン・カイカコインなど独自銘柄を扱っています。

レバレッジ取引はどちらで可能ですか?

SBI VCトレードがレバレッジ取引に対応しています。Zaifは現時点でレバレッジ取引の提供を終了しており、現物取引のみとなっています。

ステーキングはどちらが充実していますか?

SBI VCトレードのほうがステーキング対応銘柄(17銘柄程度)が充実しています。Zaifは対象をETH・XYMに絞り、毎月JPYまたは暗号資産で報酬を受け取れる仕組みです。

国内取引所内で自動売買はできますか?

Zaifには「Zaifトレード(かんたん取引)」という条件設定型の自動売買機能があります。SBI VCトレードには同種の自動売買機能はありません。

フィスココイン・カイカコインはどこで買えますか?

国内取引所の中ではZaifが取り扱っています。これらの独自銘柄に投資したい場合はZaifでの口座開設が前提になります。

両社とも金融庁登録の取引所ですか?

はい。SBI VCトレードはSBIホールディングスグループ、ZaifはカイカグループのZaif株式会社が運営する、いずれも金融庁登録済みの暗号資産交換業者です。

両社を併用するメリットはありますか?

あります。SBI VCトレードでステーキング・長期保有・出金の集約、Zaifで独自銘柄やZaifトレードというように役割分担することで、リスク分散とコスト最適化を両立できます。

口座開設にはどれくらい時間がかかりますか?

どちらもスマホでのスピード本人確認に対応しており、最短即日〜翌営業日で口座開設が完了します。