暗号資産の国内取引所として、板取引に強いbitbankと、取扱銘柄数とレバレッジ対応が魅力のBitTradeはよく比較される2社です。どちらも最小1円相当から購入でき、販売所と取引所の両方を備えていますが、得意分野は大きく異なります。この記事では手数料・取扱銘柄・レバレッジ・アプリ・キャンペーン・初心者適性の観点で客観的に整理し、タイプ別にどちらが向いているかをまとめました。
bitbankとBitTradeの基本スペック比較
まずは主要スペックを一覧で確認しましょう。数値は各公式サイトの情報を基にしています。
| 項目 | bitbank | BitTrade |
|---|---|---|
| 取扱銘柄数 | 38種類 | 40種類 |
| 取引所手数料 | Maker -0.02% / Taker 0.12% | Maker 0.00% / Taker 0.10% |
| 販売所手数料 | 無料(スプレッドあり) | 無料(スプレッドあり) |
| レバレッジ | 非対応(現物のみ) | 最大2倍 |
| 最小購入額 | 1円相当〜 | 1円相当〜 |
| 板取引 | 全銘柄で対応 | 主要銘柄で対応 |
| 運営会社 | ビットバンク株式会社 | ビットトレード株式会社 |
大きな違いは「レバレッジの有無」と「板取引の対応範囲」です。bitbankは全銘柄で板取引ができる現物特化型、BitTradeは現物とレバレッジを1口座で扱える総合型と整理できます。
bitbankの特徴|全銘柄で板取引できる現物特化型
bitbankの最大の強みは、取扱う全銘柄で板取引(取引所形式)が使える点です。販売所のスプレッドを避けて指値注文でコストを抑えたい人に向いています。取引所手数料はMakerが-0.02%とマイナスに設定されているため、指値で約定させるスタイルとの相性が良好です。
チャート機能やスマホアプリの操作性も評価が高く、テクニカル指標を見ながら現物を売買したい層に支持されています。取扱銘柄数も国内最多クラスで、主要通貨から人気アルトコインまで板取引でカバーできるのも魅力です。積立や入金に関するキャンペーンが実施されることもあり、条件は変わるため利用前に公式サイトで最新の内容を確認しておくとよいでしょう。
一方でレバレッジ取引には非対応で、出金手数料はやや高めという点は押さえておきましょう。まとまった資金を頻繁に出金するスタイルだとコストが気になる場面もあります。とはいえ現物に絞ってシンプルかつ低コストに使いたい人にとって、板取引の使い勝手とコスト面のバランスは有力な選択肢になります。
BitTradeの特徴|銘柄数とレバレッジを両立する総合型
BitTradeは国内でも取扱銘柄数が40種類と多く、幅広いアルトコインを1つの口座でカバーできるのが特徴です。さらに最大2倍のレバレッジ取引にも対応しており、現物とレバレッジを口座を分けずに使い分けたい人に適しています。
取引所ではMaker手数料0.00%で板取引ができ、成行中心のTakerも0.10%と抑えめです。Huobi Japanから名称変更した経緯を持つ老舗で、幅広い銘柄をレバレッジまで含めて試したい中級者にも向いています。新規口座開設と取引を条件としたキャンペーンが用意されることもあるため、開設前に公式サイトで最新の特典内容を確認しておくと無駄がありません。
知名度は大手に比べると控えめで、一部銘柄は板の流動性が薄い場面もあるため、目当ての銘柄の出来高は事前に確認しておくと安心です。とはいえ現物とレバレッジを口座を分けずに扱える利便性は、複数の使い方を1社で完結させたい人にとって明確なメリットになります。
タイプ別の使い分け|どちらを選ぶべきか
両社は優劣というより得意分野が異なるため、自分の使い方に合わせて選ぶのがポイントです。以下のチェックリストで当てはまる項目が多い方を軸にすると判断しやすくなります。
- 現物中心で、販売所より板取引のコストを抑えたい → bitbank
- 指値でコツコツ約定させるMaker主体の取引が多い → bitbank
- チャートやアプリの操作性を重視したい → bitbank
- 現物とレバレッジを1口座でまとめて扱いたい → BitTrade
- 取扱銘柄の幅広さを優先したい → BitTrade
- 成行中心でTaker手数料の低さを重視したい → BitTrade
実際には「現物の板取引はbitbank、レバレッジや一部の銘柄はBitTrade」と役割分担して両方を使う人も少なくありません。どちらも口座開設と最小額の購入は手軽なので、迷ったら両方を開設し、板の流動性やアプリの使い心地を自分の目で比べるのが確実です。
まとめ|現物特化のbitbank、総合力のBitTrade
bitbankは全銘柄で板取引ができ、Makerマイナス手数料で現物のコストを抑えやすい現物特化型。BitTradeは40銘柄と最大2倍レバレッジを1口座で扱える総合型です。板取引メインで現物中心ならbitbank、幅広い銘柄とレバレッジも視野に入れるならBitTradeを軸に検討するとよいでしょう。まずは気になる方で少額から口座を開設し、実際の使い心地を確かめてみてください。
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