bitbankとZaifは、どちらも日本国内で運営される現物中心の暗号資産取引所です。名前は聞くけれど「結局どっちで口座を作ればいいのか」で迷う人は多いはず。この記事では、手数料・取扱銘柄・アプリ・積立・信用取引といった読者が実際に気にする観点で2社を横断比較し、あなたのタイプに合うのはどちらかを整理します。

bitbankとZaifの基本スペックを一覧で比較

まずは全体像をつかむため、主要スペックを一覧にしました。数値は公式情報をもとにしていますが、最新の内容は各公式サイトで確認してください。

項目 bitbank Zaif
運営会社 ビットバンク株式会社 株式会社カイカエクスチェンジ
取扱銘柄数 38 28
取引所手数料 Maker -0.02% / Taker 0.12% Maker -0.01% / Taker 0.10%
販売所手数料 無料(スプレッドあり) 無料(スプレッドあり)
レバレッジ 非対応(現物のみ) 信用取引あり(レバレッジ取引は非対応)
積立 積立サービスあり コイン積立(毎月1,000円〜)
アプリ 操作性が高評価 機能は限定的

こうして並べると、bitbankは銘柄数とアプリ・板取引の使いやすさ、Zaifは独自銘柄と積立・信用取引に色が出ているのが分かります。

手数料とコストで選ぶならどちらか

板取引(取引所)のMaker手数料は、bitbankが-0.02%、Zaifが-0.01%で、どちらもMaker側は受け取り(リベート)になります。Taker手数料はbitbankが0.12%、Zaifが0.10%です。数字だけ見るとTakerはZaifがやや低い一方、bitbankは全38銘柄を板取引できるため、販売所のスプレッドを避けやすいという構造的なコスト面のメリットがあります。

販売所はどちらも無料(スプレッドあり)ですが、スプレッドは実質的な負担になります。少しでもコストを抑えたいなら、指値の板取引を軸に据えるのが基本です。出金手数料はbitbankが550〜770円、Zaifが385〜756円と近い水準で、コンビニ入金を使う場合はZaif側に別途手数料がかかる点も押さえておきましょう。

bitbankが向いているのはこんな人

bitbankは、全銘柄で板取引ができコストを抑えやすい設計と、国内でも取扱量が多い流動性が強みです。スマホアプリの操作性やチャート機能が高く評価されており、テクニカルを見ながら売買したい中級者にも向いています。取扱銘柄数も国内最多クラスで、主要アルトを幅広く触りたい人に合います。

一方でレバレッジ取引には非対応なので、証拠金取引を主軸にしたい人には物足りない場合があります。現物でじっくり積み上げるスタイルなら、bitbankは第一候補になりやすい取引所です。

Zaifが向いているのはこんな人

Zaifは、MONA(モナコイン)やXEM、ZAIF/CMSといった独自路線の銘柄を扱う点がユニークです。毎月1,000円から始められるコイン積立を早期から整備しており、少額でコツコツ積み立てたい人に向いています。信用取引の仕組みもあり、現物以外の選択肢を持ちたい人にも一定のニーズがあります。

ただし、スマホアプリの機能は限定的で、過去にセキュリティ事故の経緯(現在は体制刷新済み)がある点は理解したうえで使いたいところ。独自銘柄や積立という明確な目的があるなら、Zaifは検討する価値があります。

口座開設前のチェックリスト

登録してから「思っていたのと違った」を避けるため、申し込み前に次の点を確認しておきましょう。

  • 自分が買いたい銘柄を扱っているか(bitbank38/Zaif28)
  • メインで使うのは板取引か販売所か
  • 積立や信用取引を使う予定があるか
  • スマホアプリの使い勝手が自分の運用に合うか
  • 入出金にかかる手数料の水準を確認したか

このチェックが埋まれば、どちらが自分に合うかの判断はかなりクリアになります。

まとめ:あなたに合うのはどちら

コストとアプリの使いやすさ、豊富な銘柄で選ぶならbitbank、独自銘柄や毎月1,000円からの積立・信用取引で選ぶならZaifという住み分けになります。どちらも現物中心でレバレッジ取引には非対応という共通点があるため、証拠金取引が主目的なら別の取引所も視野に入れましょう。

迷った場合は、まず用途がはっきりしている片方から口座を作り、必要になったらもう一方を追加するのが無理のない進め方です。下のリンクから、それぞれの公式で最新条件を確認してみてください。

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