更新履歴
- 2026-10-26:公開
- 2026-10-26:運営の背景・資金調達・Arcの詳細を追記し本文を充実化
Extendedエアドロップの対象と状態
Extendedは無期限先物を取引できる分散型取引所(Perp DEX)。トークン発行(TGE)は本記事執筆時点で公式に発表されていない。
Extended(旧X10)は元Revolut Head of Crypto OperationsのRuslan Fakhrutdinov氏が率いるチームが開発した。
2024年にTioga Capital・Semantic Ventures・Prelude・StarkWare・Cyber Fund等から650万ドルを調達している。
2025年8月12日にStarknet上でメインネットを稼働させ、暗号資産に加えFX・金・S&P500等のTradFi資産を含む50以上の市場を最大100倍レバレッジで取引できる。米国からの利用はできないと公式に明記されている。
状態は「ポイント実施中」。トークン化した場合の見返りを見込んで、取引・紹介・流動性提供でポイントを積む案件であり、確定したエアドロップではない。2026年10月時点のTVLは約1.177億ドルで、大部分はStarknet上にある。
直近の大きな変化は、2026年10月22日13:00 UTCに決済基盤をStarknetからCircleのArcへ移行したこと。アカウント・サブアカウント・ポジション・注文履歴・ポイント・鍵は移行後も変わらない。
Arcは USDC 発行体の Circle が開発したレイヤー1で、2026年9月16日にメインネットが稼働し、BlackRock・Visaがファウンディングバリデータに名を連ねる。Extendedが移行の理由として挙げるのは、サブセカンドのファイナリティ・ステーブルコイン建て手数料・機関投資家との接続強化の3点。
他の案件はエアドロップ一覧でまとめている。
参加条件と必要な資金
新規参加に必要な最低額は、本記事執筆時点で確認できていない(未確認)。担保はUSDCまたはcirBTC(移行前はUSDT・wBTCも利用可)。
ポイントは無期限先物の取引・紹介・流動性提供の活動量に応じて積み上がる。将来トークン化されても、ポイントが何らかの比率で変換される保証はなく、比率自体をExtendedが決めるとされている。
参加手順
- Extended公式サイトでウォレットを接続してアカウントを作る。
- USDCまたはcirBTCを担保として入金する(Arc移行後はUSDT・wBTCでの新規入金ができない)。
- 無期限先物を取引する、または流動性提供・紹介活動を行う。
- ポイントは毎週配布される(二次情報)。
- 紹介コードを使う場合、ポイントの上乗せではなく手数料の割引として反映される。
受け取り(請求)方法
本記事執筆時点でトークンは存在せず、請求できるものはない。積み上がったポイントはアカウントのダッシュボードで確認できるのみで、トークン化の発表後に詳細な請求方法が案内される見込み。
2026年10月の基盤移行では、USDT・wBTCの残高1ドル相当以上を2026年10月21日12:00 UTCまでに変換か出金する必要があった。変換先はUSDCまたはcirBTCで、0.50%の変換プレミアムはExtendedが負担すると報じられている。ETHは1:1でwETHへ、USDCはそのまま移行する。
移行作業そのものは入出金を最大2時間停止するだけで、取引自体は中断なく続くとしている。
期限を過ぎた場合、アカウントが制限され、ポジションが手数料なしでマーク価格により決済される可能性があると報じられている。今後も同様の移行告知が出た場合は、期限を必ず確認する。
将来のトークンと売れる場所
Extendedのトークンは本記事執筆時点で未発行のため、BTCCを含めどの取引所にも上場していない。売れる場所は、トークン化とその後の上場発表を待つ以外にない。
無期限先物の取引先として他のDEXも検討したい場合は、Perp DEXの比較でHyperliquid・GMX・dYdXなどとの違いを確認できる。
日本から参加できるか
Extendedの利用規約における国別の参加制限は、本記事執筆時点で確認できていない(未確認)。米国からの利用は公式に不可とされているため、同様の地域規制が他国にも及ぶ可能性はあるが、日本居住者向けの明記は見つかっていない。利用前に公式サイトのTerms of Serviceを確認することをすすめる。
リスク・詐欺の見分け方
- トークン化そのものがまだ公式発表されていない。ポイントの保有が将来の配布を保証するものではない。
- 基盤移行の告知は締切の記載が報道によって食い違っていた。公式のアナウンス(Xやダッシュボードの通知)を優先して確認する。
- 「Extendedトークン」「ARCエアドロップ」等をうたう請求サイトが出てきても、公式サイト以外のリンクは開かない。
- 流動性はOrderly Network等の外部基盤に依存する部分もある(Extended自身ではなく同業他社の構成だが、Perp DEX全般に共通する依存リスクとして留意する)。
エアドロップの税金
トークンがまだ発行されていないため、現時点でポイント自体への課税は生じない。トークン化されて実際に受け取った時点で、受け取り時の時価に基づき所得として認識する対象になりうる。確定申告の実務は仮想通貨エアドロップの税金と申告実務で解説している。
