bitbankとBITPoint(ビットポイント)は、どちらも日本国内で運営される暗号資産取引所だが、手数料体系と取扱銘柄数の設計思想が大きく異なる。「板取引のコストを抑えたい」のか「取引所手数料そのものを無料にしたい」のかで選び方が変わる。この記事では、公式情報をもとに手数料・銘柄数・アプリの使い勝手を横断的に比較し、あなたに合うのはどちらかを整理する。

国内の暗号資産取引所は年々サービス内容が細分化しており、「どこも同じように見えて実は条件がかなり違う」というのが実情だ。特にbitbankとBITPointは、板取引手数料の設計が対照的で、単純に「安いのはどっちか」では判断しきれない。この記事では、手数料の表面的な数字だけでなく、実際に取引する銘柄や頻度によって有利不利がどう変わるのかまで踏み込んで解説する。

bitbankとBITPointの基本スペックを一覧で比較

まずは全体像をつかむため、主要スペックを一覧にした。数値は2026年7月時点の公式情報・公開記事をもとにしているが、最新の内容は各公式サイトで確認してほしい。

項目 bitbank BITPoint
運営会社 ビットバンク株式会社 株式会社BITPoint Japan
取扱銘柄数 40銘柄以上(2026年4月時点) 29銘柄(2026年4月8日時点)
取引所(板取引)Maker手数料 -0.02%(リベート) 無料
取引所(板取引)Taker手数料 0.12% 無料
販売所手数料 無料(スプレッドあり) 無料(スプレッドあり、BTCで実質4〜5%台との指摘あり)
日本円入金 無料 無料(銀行振込は振込手数料が利用者負担)
日本円出金 3万円未満550円・3万円以上770円 月1回無料、2回目以降330円
暗号資産の送金手数料 銘柄により異なる 無料

こうして並べると、bitbankは板取引の全銘柄対応と豊富な取扱銘柄数、BITPointは取引所手数料そのものが無料という構造の違いが見えてくる。

bitbankの手数料構造を理解する

bitbankの板取引(取引所)手数料は、Makerが-0.02%(受け取り)、Takerが0.12%となっている。40銘柄以上のほぼすべてで板取引が可能なため、販売所のスプレッドを避けて指値中心の取引をしやすい設計になっている。一方で、出金手数料は3万円未満550円・3万円以上770円と、他の国内取引所と比べてやや高めに設定されている点は押さえておきたい。頻繁に日本円を出金する使い方だと、この差が積み重なってくる。逆に言えば、出金の頻度を月1回程度にまとめる、あるいは出金自体をなるべく控えて口座内で運用を続けるスタイルであれば、この手数料差の影響は限定的になる。

BITPointの手数料構造を理解する

BITPointは取引所(BITPOINT PRO)のMaker・Taker手数料がともに無料という、国内では珍しい設計を採用している。板取引そのもののコストを抑えたい人には分かりやすいメリットだ。ただし、取扱銘柄数が29銘柄とbitbankより少なく、板取引に対応していない銘柄は販売所での取引になる。販売所のスプレッドはBTCで4〜5%台になるとの指摘もあり、板取引に対応した主要銘柄以外を頻繁に売買する場合は、実質コストが割高になりやすい点に注意が必要だ。

取扱銘柄数で選ぶならどちらか

取扱銘柄数はbitbankが40銘柄以上、BITPointが29銘柄と、bitbankの方が広い。マイナーアルトも含めて幅広く板取引で売買したい人はbitbankが有利になりやすい。一方、BTC・ETH・XRPなど主要銘柄を中心に、取引所手数料をゼロに抑えたいというシンプルなニーズであれば、BITPointの無料設計がそのまま活きる。

出金・入金の使い勝手で選ぶならどちらか

日本円の出金では、BITPointが月1回無料(2回目以降330円)、bitbankが金額に応じて550〜770円というルールになっている。出金の頻度が月1回程度に収まる人ならBITPointの無料枠が有利だが、こまめに複数回出金する人はどちらも手数料が発生する前提で考えた方がよい。暗号資産の送金手数料はBITPointが無料とされている点も、他の取引所やウォレットへ移動する機会が多い人には評価しやすいポイントだ。

bitbankが向いているのはこんな人

bitbankは、板取引できる銘柄数の多さと、スマホアプリの操作性・チャート機能の評価の高さが強みだ。マイナーアルトを含めて幅広く板取引で売買したい人、テクニカルを見ながら取引したい中級者に向いている。国内でも取扱量が多く、流動性の高さもメリットになる。

一方で出金手数料はやや高めなので、頻繁に日本円を出し入れするスタイルだと積み重なるコストが気になる場合がある。

BITPointが向いているのはこんな人

BITPointは、取引所手数料がMaker・Takerともに無料という点がシンプルで分かりやすい。BTC・ETHなど主要銘柄を中心に、板取引のコストをゼロに抑えたい人、出金頻度が月1回程度に収まる人に向いている。

ただし取扱銘柄数はbitbankより少なく、板取引に対応しない銘柄を扱う場合は販売所のスプレッドが実質コストになる点は理解しておきたい。

3つの選択肢を表で比較する

国内取引所選びでは、bitbank・BITPointに加えて、同じく板取引の手数料設計で比較されることが多いCoincheckも並べておくと判断材料が増える。

項目 bitbank BITPoint Coincheck
取扱銘柄数の傾向 多い(40銘柄以上) やや少なめ(29銘柄) 多い(30銘柄以上)
板取引手数料 Maker -0.02%・Taker 0.12% Maker・Taker無料 Maker・Taker無料(一部銘柄)
アプリの評価 操作性が高評価 シンプルな設計 初心者向けUIで人気
主な強み 銘柄数とコストの両立 取引所手数料ゼロ 使いやすさとブランド認知

取扱銘柄のラインナップ比較

取扱銘柄の中身を見ても、両社の色分けがはっきりしている。bitbankはBTC・ETH・XRPといった主要銘柄に加え、モナコイン(MONA)やパレットトークン(PLT)など国内発の銘柄も含めて幅広くラインナップしており、板取引に対応する銘柄数の多さが最大の特徴になっている。

BITPointは、BTC・ETH・XRP・ADA・DOT・SOL・AVAX・DOGEなど、時価総額上位の主要銘柄を中心に取り扱っている。銘柄数自体はbitbankより少ないものの、多くの投資家が実際に売買する主要銘柄はひととおり押さえられている構成だ。

「幅広いアルトコインまで板取引で扱いたい」ならbitbank、「主要銘柄だけをシンプルに、しかも取引所手数料無料で売買したい」ならBITPointという住み分けが、取扱銘柄の面からも裏付けられる。

対決:他の取引所とどちらを選ぶか

対 Coincheck

Coincheckは初心者向けのシンプルなUIとアプリのダウンロード数の多さが強みで、bitbank・BITPointと比べて「まず1つ目の口座」として選ばれやすい。板取引のコストや銘柄数の広さを重視するなら、bitbankやBITPointの方が中〜上級者向けの選択肢になる。

対 GMOコイン

GMOコインは各種手数料の無料範囲が広く、取引所グループとしての知名度も高い。BITPointの「取引所手数料無料」という設計と似た方向性を持つが、取扱銘柄数や積立サービスの有無で比較すると選び方が変わる。

対 SBI VCトレード

SBI VCトレードはSBIグループの信頼感とセキュリティ体制を重視する層に選ばれやすい。bitbankの銘柄数の広さ、BITPointの手数料無料という分かりやすさとは異なる「グループの安心感」という軸で比較検討されることが多い。

対 bitFlyer

bitFlyerは国内最大級の取引量と長い運営実績を持ち、ブランドとしての知名度も高い。ビットコインの取扱高では業界内でも上位に位置づけられることが多く、「まず知名度の高い取引所を使いたい」という層に選ばれやすい。bitbank・BITPointは、手数料や銘柄数という具体的な条件面での違いを重視するユーザーに選ばれる傾向がある。

アプリ・使い勝手の比較

bitbankのスマホアプリは、板情報(気配値)やチャートの表示が細かく、テクニカル分析をしながら取引したい中級者からの評価が高い。指値・成行に加えて、逆指値注文にも対応しており、相場が動いている最中にこまめに画面を見られない人でも、あらかじめ損切りラインを設定しておける。

BITPointのアプリは、取引所手数料が無料というシンプルな設計を反映してか、操作画面もシンプルにまとめられている。初めて板取引に触れる人でも迷いにくい構成になっている一方、詳細なテクニカル指標を重ねて表示するような高度なチャート機能は、bitbankほど豊富ではないとの声もある。

どちらのアプリも生体認証(指紋・顔認証)でのログインに対応しており、外出先でも安全に資産状況を確認できる。日常的にチャートを見ながら取引したいのか、シンプルに売買だけできればよいのかで、体感の使いやすさは変わってくる。

セキュリティ体制の比較

bitbankは資産の大部分をコールドウォレット(オフライン環境)で管理しており、マルチシグ(複数の署名を要する仕組み)を採用していることを公式に明示している。金融庁登録の暗号資産交換業者として、顧客資産と会社資産の分別管理も義務付けられている。

BITPointは、2019年に外部からの不正送金被害を受けた経緯があり、その後セキュリティ体制を強化して業務を再開している。現在はコールドウォレット管理の徹底や、システム監視体制の強化を進めているとされる。取引所を選ぶ際は、過去にどのようなインシデントがあり、その後どのような再発防止策が取られてきたかも判断材料の一つになる。

どちらの取引所も、二段階認証(SMS認証・認証アプリ)やログイン通知機能を提供している。口座開設が完了したら、まずこれらのセキュリティ機能を有効化することが、資産を守る上での最初の一歩になる。加えて、取引所からの公式メールを装ったフィッシング詐欺も報告されているため、メール内のリンクを安易にクリックせず、ブックマークした公式URLからアクセスする習慣をつけておくと安全性が高まる。

積立・その他サービスの違い

bitbankは、毎月一定額を自動で買い付ける「積立サービス」を提供しており、相場を見ながら都度売買するのが難しい人でも、コツコツと暗号資産を積み立てられる仕組みが整っている。板取引の豊富な銘柄ラインナップを活かし、主要銘柄からマイナーアルトまで積立対象に選べる点が特徴だ。

BITPointは、レバレッジ取引(証拠金取引)にも対応しており、現物取引に加えて信用取引的な使い方をしたい人にも選択肢を提供している。ただし、レバレッジ取引は現物取引よりも損失リスクが大きくなるため、仕組みを十分理解したうえで慎重に利用する必要がある。

このように、bitbankは「現物でコツコツ積み立てたい人」、BITPointは「現物に加えてレバレッジも選択肢に入れたい人」という、サービス面での色分けも見えてくる。積立サービスは、毎日の相場チェックが難しい会社員や、長期でじっくり資産形成をしたい人にとって、心理的なハードルを下げる仕組みとして評価されやすい。一方でレバレッジ取引は、少ない証拠金で大きな金額を動かせる分、価格変動時の損失も大きくなりやすいため、仕組みとリスクを十分に理解したうえで利用するかどうかを判断する必要がある。

また、両社とも紹介制度(友人・知人を紹介すると双方に特典が付与される仕組み)を提供している時期があり、既に口座を持っている知人がいる場合はこうした制度の活用も選択肢に入る。制度の有無や特典内容は時期によって変わるため、利用を検討する場合は公式サイトの最新情報を確認してほしい。

実際の評判・口コミに見る傾向

各種比較メディアや個人ブログの評判を横断的に見ると、bitbankは「アプリの操作性が良い」「板が厚く約定しやすい」という声が多く見られる一方、「出金手数料がやや高い」という指摘も一定数存在する。

BITPointは「取引所手数料が無料なのが分かりやすい」という声がある一方、「取扱銘柄がbitbankほど多くない」「販売所のスプレッドが銘柄によっては広く感じる」という指摘も見られる。

こうした口コミはあくまで個人の体験談であり、相場状況やタイミングによって印象は変わりうる。また、相場が急変動している局面ではアプリの反応速度やサーバーの安定性に対する評価が変わることもあり、平常時の口コミだけで判断しきれない部分もある。最終的には、自分がよく取引する銘柄・金額・頻度に照らして、実際に少額から試してみるのが確実な判断方法だ。

口コミを参照する際は、投稿された時期にも注意したい。手数料体系やアプリの機能は改定されることがあるため、数年前の古い口コミが必ずしも現在の状況を反映しているとは限らない。できるだけ直近の投稿を優先して参考にし、最終的な判断材料としては公式サイトの最新情報を必ず確認する姿勢が大切だ。

手数料シミュレーション(取引金額別の実額目安)

実際にどれくらいコストが変わるのか、取引金額別に板取引のコストを試算してみる。以下はあくまで手数料率をもとにした目安であり、実際の約定価格やスプレッドは相場状況によって変動する。

取引金額(1回あたり) bitbank Taker手数料の目安 BITPoint 取引所手数料
10万円 約120円(0.12%) 0円
50万円 約600円(0.12%) 0円
100万円 約1,200円(0.12%) 0円

表面上の板取引手数料だけを見ると、BITPointの方が有利に見える。ただし、bitbankはMaker注文(指値で板に注文を残す約定方式)であれば-0.02%のリベートを受け取れるため、指値中心で取引するスタイルなら、Taker手数料をそのまま支払うケースは少なくなる。また、BITPointは板取引に対応していない銘柄では販売所を使うことになり、スプレッド分のコストが発生する点も忘れてはならない。「取引所手数料がゼロ」という表示だけを見て判断せず、自分が実際に売買する銘柄・注文方法でどちらが有利かを具体的にシミュレーションすることが重要だ。

口座開設キャンペーンについて

bitbank・BITPointともに、新規口座開設や取引量に応じたキャンペーンを時期によって実施している。キャッシュバックや暗号資産のプレゼントなど内容はさまざまだが、キャンペーンの条件や期間は頻繁に変わるため、この記事の情報を鵜呑みにせず、申し込み前に必ず各社の公式サイトで最新のキャンペーン内容を確認してほしい。特に「口座開設後〇日以内に一定額の取引をすること」といった条件付きのキャンペーンも多いため、条件を満たせるかどうかも事前にチェックしておくとよい。

使い方の手順(口座開設から取引開始まで)

  1. 公式サイトからメールアドレスを登録する。 bitbank・BITPointともにスマホアプリからの申し込みにも対応しており、アプリをダウンロードしてそのまま口座開設に進める。
  2. 本人確認書類をアップロードする。 運転免許証やマイナンバーカードでのオンライン本人確認(eKYC)に対応しており、最短即日で口座開設が完了する場合がある。書類の文字がぼやけていると審査に時間がかかることがあるため、明るい場所で撮影するとよい。
  3. 日本円を入金する。 銀行振込やクイック入金(即時入金)に対応しているかを確認し、手数料負担のルールを事前に把握しておく。振込元の金融機関によっては、即時入金に対応していない場合もある。
  4. 二段階認証などセキュリティ設定を有効化する。 口座開設が完了したら、取引を始める前にまずセキュリティ機能を一通り設定しておくと安心できる。
  5. 取扱銘柄の中から売買したい銘柄を選び、板取引か販売所かを選択する。 板取引に対応している銘柄かどうかで実質コストが変わるため、まず対応状況を確認する。
  6. 少額での注文から試し、約定や資産残高の反映を確認する。 初回は小さい金額で操作感を確かめてから、金額を引き上げていく。板情報の見方や注文方法に慣れるまでは、余裕を持った金額で操作するのが安全だ。

確定申告・税務処理での違い

暗号資産の売却益や交換差益は、いずれの取引所を使っても雑所得として課税対象になる点は同じである。bitbank・BITPointともに、年間の取引履歴をCSV等でダウンロードできる機能を提供しており、確定申告の際にはこの履歴をもとに損益計算を行うのが基本の流れになる。

複数の取引所を併用する場合は、それぞれの取引履歴を個別にダウンロードし、損益計算ツール等で合算して計算する必要がある。取引所ごとにフォーマットが異なるため、口座を増やすほど確定申告の作業は煩雑になりやすい点は事前に理解しておきたい。具体的な税務上の扱いは個々の状況によって異なるため、不明な点は税理士など専門家に相談することをおすすめする。

使い方の手順(口座開設から取引開始まで)

  1. 手数料の表面だけで判断しない:取引所手数料が無料でも、対応していない銘柄は販売所のスプレッドが実質コストになる。自分がよく売買する銘柄が板取引に対応しているかを必ず確認する。「無料」という言葉だけで選ぶと、実際に使い始めてから想定外のコストに気づくケースがある。
  2. 出金手数料の頻度による影響:月に何度も出金する場合、bitbankの550〜770円や、BITPointの2回目以降330円が積み重なる。出金頻度に応じて有利な方を選ぶ。月1回にまとめて出金するだけでコストを抑えられる場合もある。
  3. スプレッドは変動する:販売所のスプレッドは相場状況によって拡大縮小する。特にボラティリティが高い局面ではスプレッドが広がりやすい点に注意する。相場急変時の成行注文は、想定より不利な価格で約定するリスクがある。
  4. セキュリティ設定を必ず有効化する:二段階認証やログイン通知など、各取引所が提供するセキュリティ機能は開設直後に設定しておく。パスワードは他サービスと使い回さないことも基本の対策になる。
  5. 複数の取引所に資産を分散する場合は管理の手間も考慮する:口座を分けるとコスト最適化ができる一方、資産管理や確定申告の集計作業が増える点は理解しておく。管理が煩雑になりすぎると、かえって見落としのリスクも高まる。
  6. キャンペーン内容は変動する:口座開設キャンペーンや取引量に応じた特典は時期によって変わるため、申し込み前に公式サイトの最新情報を確認する。この記事に記載のない最新キャンペーンが実施されている場合もある。
  7. 暗号資産の価格変動リスク:手数料の有利・不利にかかわらず、暗号資産自体の価格変動リスクは常に存在する。余裕資金の範囲で取引することが大前提になる。短期間で大きく値下がりする可能性も踏まえておく。
  8. 確定申告の義務:暗号資産の売却益・交換益は課税対象になる。取引履歴は各取引所からダウンロードして保管し、具体的な扱いは税理士など専門家に相談してほしい。
  9. 過去のインシデント履歴も確認する:取引所を選ぶ際は、手数料や銘柄数だけでなく、過去にセキュリティインシデントがあったか、その後どのような再発防止策が取られてきたかも判断材料に加えるとよい。

口座開設前チェックリスト

  • 自分がよく売買したい銘柄が板取引に対応しているか確認した
  • 日本円の出金頻度と各社の出金手数料ルールを比較した
  • 二段階認証など基本的なセキュリティ設定を理解した
  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)を準備した
  • 確定申告に向けて取引履歴を記録・保管する運用を決めた
  • 積立・レバレッジ取引など、将来使うかもしれない付随サービスの対応状況を確認した
  • 口座開設キャンペーンの条件(取引量・期間等)を公式サイトで確認した

まとめ

bitbankは板取引できる銘柄数の広さとアプリの使い勝手、BITPointは取引所手数料そのものが無料というシンプルさが強みだ。マイナーアルトも含めて幅広く板取引をしたいならbitbank、主要銘柄を中心に取引所手数料をゼロに抑えたいならBITPointが候補になる。

表面的な「手数料の安さ」だけで判断すると見落としがちなのが、自分が実際によく売買する銘柄が板取引に対応しているかどうかという点だ。板取引に対応していない銘柄を頻繁に扱う場合、いくら取引所手数料が無料でも、販売所のスプレッド分のコストが発生してしまう。逆に、対応銘柄が限られていても構わないというシンプルな使い方であれば、BITPointの分かりやすさが活きる。

最終的には、①自分がよく取引する銘柄が板取引に対応しているか、②日本円の出金頻度がどれくらいか、③積立やレバレッジなど付随サービスをどこまで使いたいか、という3つの観点を軸に選ぶのが現実的だ。どちらも一長一短があるため、まずは両方を少額で試し、実際の使い勝手やアプリの操作感を比較してから、本格的に使う口座を決めることをおすすめする。

どちらか一方に絞りきれない場合は、両方の口座を開設しておき、実際に使ってみてから主軸にする取引所を決めるという進め方も現実的な選択肢だ。口座開設自体は無料であるため、まず両方の操作感を試してから判断しても遅くはない。手数料体系やキャンペーン内容は今後も変わる可能性があるため、この記事の情報を出発点としつつ、実際に取引する前には必ず各社の公式サイトで最新情報を確認してほしい。

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