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  • 2026-10-26:公開

Lighter(LIT)とは|zk-rollupで動くPerp DEX

Lighterは、イーサリアムを基盤にしたゼロ知識証明(zk-rollup)型の分散型取引所だと公式サイトが説明している。

無期限先物(Perp)に特化し、預け入れ・引き出しをイーサリアム上で安全に行えるとしている。

2026年に入って以降、公開メインネットを開き、イーサリアムで決済されるzk perpsとして稼働を広げてきた。

LIT(ガバナンス・ユーティリティトークン)は2025年12月末に発行され、供給の一部が即時に配布された。

取引所比較や他のPerp DEXの選び方はPerp DEXの使い方・選び方でまとめている。

Lighterの使い方|ウォレット接続から初回デポジットまで

Lighterは口座開設(本人確認)が不要で、EVM対応ウォレットを接続し署名するだけで利用を始められるという解説がある。

同じ解説によると、初回のデポジットには最低額の条件があり、USDCでの預け入れが基本とされている。

対応資産は2025年12月に拡大し、ETHをイーサリアムL2で直接デポジット・引き出し・送付できるようになったと発表された。これは複数資産を担保として使える「マルチアセット・マージン」機能の一部で、担保をUSDCに限定しない設計への拡張だと報じられている。

一般的な利用の流れは次の順になる。(1)MetaMaskなどのEVMウォレットでLighterの画面に接続する。(2)署名を2回行いLighter専用のアカウント鍵を作る。(3)USDC(またはETHなど対応資産)を預け入れる。(4)アプリ内でPerp(無期限先物)の注文を出す。

引き出し方法や対応チェーン、最新の最低デポジット額は変更される可能性があるため、取引前に公式サイト・公式ドキュメントで必ず確認してほしい。

手数料とLITステーキング|情報源による食い違いに注意

手数料について公式サイトは、個人向けはゼロ、高頻度トレーダー向けには競争力のある料率を用意しているとだけ説明している。

具体的な料率は情報源によって食い違う。ある解説は無料プランは0%、プレミアムプランはメイカー0.002%・テイカー0.02%という段階制だとしている。

別の解説は通常アカウントは無料で取引でき、収益はプレミアムアカウントと清算から得る方式だとしている。

LITを保有すると手数料の優遇を受けられる設計もあり、2026年1月の発表ではLITのステーキングが一部機能の利用条件になるとされた。

料率は変更されやすいため、本記事の数字ではなく取引直前の画面表示を優先してほしい。

LIT(LIT)の将来性|CFTC申請・Robinhood連携・アンロック

将来性を判断する材料は3つある。価格の断定的な予想はしない。

1つ目はCFTC(米商品先物取引委員会)への申請計画。2026年10月21日付の報道では、Lighter運営は2026年11月に米当局への先物免許申請を計画し、オンチェーンPerp DEXで初の認可取得を目指しているとされる。

ただし別の報道は、Lighter・CFTCのどちらも米国展開を正式発表しておらず、申請自体はまだ行われていないとも伝えている。申請の有無は公式発表で確認が必要な段階にある。

2つ目はRobinhoodとの連携。2026年7月1日に稼働したRobinhood Chainは、Lighterを無期限先物の取引エンジンとして統合し、収益を50/50で分け合う契約だと報じられている。

同じ報道は、Robinhood経由の注文がLighterの日次取引量の約17%を占めると推計している。一方でRobinhoodが別途Bitstamp経由の先物を拡張したと発表した際には、競合と見なされLITが急落する場面もあった。Robinhoodとの関係は協業と競合が併存しており、一方的な追い風とは限らない。

3つ目はトークンのアンロック。Tokenomistの分析では供給10億LITの半分をインサイダーが保有し、2026年12月27日にクリフ(ロック解除)を迎えたあと3年間の線形ベスティングに入るとされている。クリフ直後は売り圧力が強まりやすい時期として注目されている。

BTCCとの違い|DEXとCEX先物の使い分け

LighterはウォレットのUSDCを直接預けるDEXで、本人確認なしに利用を始められる点が特徴。資産はウォレット署名で自分が管理する。

一方、BTCCのような海外CEX(中央集権型取引所)は、クレジットカードや銀行経由の入金に対応し、サポート窓口がある代わりに取引所に資産を預ける形になる。

DEXのウォレット操作に不安がある場合や、日本円・クレジットカードからまとめて資金を用意したい場合は、CEXの先物を併用する人も多い。どちらも金融庁の登録業者ではなく、日本の利用者保護の対象外である点は共通して理解しておく必要がある。

リスク

  1. ウォレットの秘密鍵・シードフレーズを自分で管理する必要があり、紛失すると資産を失う。
  2. 無期限先物はレバレッジ取引で、相場急変時に清算(強制決済)されるリスクがある。
  3. 手数料プラン・対応チェーン・最低デポジット額は変更されることがあり、本記事の数字は執筆時点の情報にとどまる。
  4. LITトークンは2026年12月27日のクリフ後に大量のアンロックを迎える予定で、供給増による価格変動が想定される。
  5. CFTC申請の進捗・Robinhoodとの契約条件は未確定要素が多く、公式発表が変わる可能性がある。