更新履歴
2026-11-05:公開
Kite AIとは
Kite AIは、AIエージェント同士が自律的に本人確認・決済・取引を行うための基盤を目指すプロジェクトです。
EVM互換のレイヤー1チェーン「Kite Chain」を中核に、ステーブルコインでのマイクロペイメントとエージェントの支出権限を管理する「Kite Passport」を提供します。サブ秒のファイナリティと低い手数料を掲げています。Kite AI公式サイト
ネイティブトークンのKITEは、ガス代・ステーキング・ガバナンスなど複数の用途を段階的に導入する設計です。利用権限はBinance Researchの解説でも段階導入と説明されています。
Kite AI の将来性をはじめ、Crypto-AINewsでは注目のトレンド銘柄を随時取り上げています。
創業者はDatabricksでデータエンジニアリング製品を主導した経歴を持つChi Zhang氏と、共同創業者のScott Shi氏です。PayPal Ventures・General Catalystなど複数の投資家が支援し、2025年9月時点の累計調達額は約33Mドルと報じられています。Fortune
結論として、KITEは「AIエージェント経済」という新しい需要を狙う銘柄で、現時点ではまだ実証段階の投機的な性格が強いといえます。
KITEはBTCCで取引できます(現物・先物、2026-11-05確認)。
直近の動き:1年ロック解除(11月上旬)
KITEは2026年11月上旬に、約11.1億トークン(総供給100億の約11.1%)が一括でロック解除されたとされます。cryptoticker.io
正確な解除日は出典間で揃っていません。HTXの上場告知は11月3日、CoinMarketCapのアンロック台帳は11月1日としており、本記事では「11月上旬」と幅を持たせて表記します。
解除分は流通量に対して約4割超に相当するとされ、1日の取引高の7〜11日分に匹敵する規模だと指摘されています。cryptoticker.io
チーム保有の約5億KITE、投資家保有の約3億KITEも、同時期に1年間のロックアップ期間を終えたとされます。これらが実際に売却されるかは確認できていません。
ロック解除は「供給が増える」という事実であり、価格がどう動くかは別問題です。売り圧力の懸念と、需要側(利用拡大)の両方を見る必要があります。
KITEは過去にも大型アンロックの前後で価格が大きく動いた実績があります。2026年9月の急伸のケースでも、供給増と価格変動の関係には注意が促されていました。
買い方:海外取引所の口座が必要
執筆時点でWebSearchを行った限り、CoinPost・あたらしい経済・CoinDesk JAPAN・ダイヤモンドZAi・仮想通貨Watchなど国内の主要メディアにKITE単独の専用記事は見当たりませんでした。
国内の大手暗号資産取引所への上場も、今回の調査では確認できていません。KITEを買うには海外取引所の口座が前提になります。
一般的な手順は次のとおりです。
- 海外取引所(BTCCなど)でアカウントを作成し、本人確認(KYC)を済ませる
- 国内取引所でビットコインやUSDTなどを購入する
- 購入した暗号資産を海外取引所のウォレットアドレスへ送金する
- 海外取引所内でKITE/USDTなどのペアに両替する
海外取引所は日本円(JPY)に対応していないことが多く、暗号資産での送金が基本になります。送金時はネットワーク(チェーン)の選択ミスに注意してください。
KITEはBTCCで取引できます(現物・先物、2026-11-05確認)。
どこで買える:BTCCでの取引可否
KITEは一部の価格集計サービスの取引所一覧では表示されないことがありますが、取引自体は複数の取引所で確認できます。
BTCCの公式ページでは、現物取引ページ(KITE/USDT 現物)と先物取引ページ(KITE/USDT 無期限先物)へのリンクが設置されています。BTCC公式
2026年11月5日に確認した時点で、価格は1KITE=約0.1184ドル、24時間出来高は約11.56Mドルと表示されていました。
独立データを提供するTradingViewの取引所一覧でも、KITE/USDTの無期限先物(PERPETUAL CONTRACT)の取引所としてBTCCが掲載されており、出来高は数億ドル規模の表示でした。
価格比較サービスのCoinrankingでも、BTCC上のKITE/USDT現物ペアが確認でき、出来高は35Mドル超と表示されていました。
これらはいずれも2026年11月5日に確認した内容です。取引所の対応ペアや表示は変わる可能性があるため、実際に注文する前に公式ページで最新状況を確認してください。
今後の材料:提携・ロードマップ・競合との差
Kite Chainは2026年4月末時点でテストネットからメインネットへ移行し、90以上のサービスプロバイダーと統合したと報じられています。Chainwireのリリース
エコシステムパートナーには、Google CloudのAP2、Coinbaseのx402、PayPalのPYUSD、LayerZero、Crossmint、OKX Walletなどが名を連ねています。Kite AI公式サイト
一部の報道では、2026年6月にx402規格を使った決済レーンをSolanaへ拡張したとされますが、この記事では一次情報で確認できていないため参考情報として留めます。
AIエージェント同士の決済・本人確認という領域には、Fetch.ai(ASI Alliance)やVirtuals Protocolなど複数のプロジェクトが存在します。Kite AIは「エージェント専用のレイヤー1チェーン」という立ち位置を特徴としていますが、どのプロジェクトが主流になるかは現時点で未確定です。
今後は、提携サービスの実際の利用量や、ステーキング・ガバナンスなどKITEの用途拡大が進むかどうかが焦点になります。
リスク
KITEへの投資・購入を検討する際は、以下の点に留意してください。
- 2026年11月上旬のロック解除(約11.1億KITE)に加え、チーム・投資家保有分のロックアップ終了も重なり、供給増による価格への影響が読みにくい時期です。
- 国内の専用記事・取引所上場が確認できず、日本語での情報が薄い状態です。公式発表以外の情報は裏取りが難しい点に注意してください。
- 「AIエージェント経済」という需要自体がまだ実証段階にあり、提携の発表が実際の利用拡大につながるかは未確定です。
- 公式サイトは「gokite.ai」です。似た名称の別ドメインを名乗るサイトも見つかっており、ウォレット接続を求めるページにアクセスする前にURLを必ず確認してください。
- 海外取引所の利用には、本人確認書類の提出や送金手数料・ネットワーク選択のミスなど、国内取引所とは異なるリスクが伴います。
- 暗号資産は価格変動が大きく、税務上の扱いも複雑です。確定申告が必要になる場合があるため、専門家への相談をおすすめします。
KITEはBTCCで取引できます(現物・先物、2026-11-05確認)。
