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- 2026-10-26:公開
LayerZero Zeroとは|金融機関向けの新しいL1
LayerZeroはもともと複数のブロックチェーンをつなぐ通信プロトコルだったが、2026年2月に独自のレイヤー1ブロックチェーン「Zero」を発表した。
Zeroはゼロ知識証明でオンチェーンの取引を検証する設計で、Citadel Securities・DTCC・ARK Invest・ICEといった金融機関と協業していると報じられている。
Zero上で動く最初のアプリケーションが「lzATLAS」という取引エンジンで、マッチング・清算・決済を一つにまとめる仕組みだと説明されている。
より詳しい銘柄の将来性情報は仮想通貨の銘柄別 今後・将来性でまとめている。
LayerZero自体は、もともと複数のブロックチェーン間でメッセージ・価値を安全に送る「オムニチェーン」プロトコルとして公式ドキュメントが説明している通信基盤。
送信元チェーンのコントラクトがLayerZeroのEndpointを呼び出し、独立した検証者(DVN)が事象を確認し、Executorが宛先チェーンへ届ける仕組みだとされる。資産そのものは動かさず、トークン送金は上位の「OFT」規格が担う設計になっている。
この既存のメッセージング基盤を使う100以上のチェーン・プロジェクトを足場に、金融機関向けの新しいL1とlzATLASを展開しようとしているのがZeroの位置づけになる。
メインネットの予定|2026年11月30日
2026年10月20日の発表によると、ZeroメインネットとlzATLASは2026年11月30日に公開される計画になっている。
ローンチ時点でlzATLASには既に10以上の取引venueが統合済みとされ、Open ATLASという形で稼働を始める。
性能面では、lzATLASは当初毎秒20万件の処理を想定し、テスト環境では1ミリ秒未満の遅延が記録されたと報じられている。Zero自体は毎秒200万件の処理を目標にしているとされる。
これらの数値は本番稼働前のテスト条件下のものであり、実際のメインネット稼働後の性能とは区別して見る必要がある。ローンチの正確な時刻・タイムゾーンは資料によって明記されていない。
ZROトークンの将来性|買い戻し・焼却の仕組みとリスク
価格の断定的な予想はしない。判断材料として、仕組みと論点を並べる。
lzATLASは取引所や証券会社がバックエンドとして使う「ヘッドレス」型の取引エンジンで、自社ブランドの取引アプリを持たない設計とされている。
収益モデルは、venue側の取り分を除いた手数料の75%をZROの買い戻し・焼却に使う仕組みだと報じられている。
この焼却が実際にどれだけ進むかは、lzATLAS上の取引量に依存する。ローンチ直後は統合済みのvenue数こそ多いが、実際の出来高はこれから観測する必要がある。
ZROはZeroネットワーク上でのセキュリティ(ステーキング)・ガス代・ガバナンスに使われる予定とされている。既存のLayerZero(メッセージング)用ZROとの関係や、保有者への影響は公式のドキュメントで確認が必要な段階にある。
ZRO自体は2024年6月に配布が始まったトークンで、供給は10億枚に固定され、初日に全体の8.5%にあたる8,500万枚が配布されたと報じられている。
LayerZero公式のブログでは、2025年9月に戦略的パートナーから5,000万枚を買い戻したことも明らかにされている。今後の追加エアドロップは予定していないと公式は説明している。
ZRO(ZRO)の買い方|国内未上場・BTCCでの確認状況
ZROは2026年10月26日時点で、国内の金融庁登録取引所には上場していない。買う場合は海外取引所を使う必要がある。
CoinGeckoが集計するZROの取引所一覧(tickers)には、2026年10月25日時点でBTCCの現物ペア「ZRO-USDT」が含まれ、価格も記録されている。確認日時点の情報であり、上場状況は変わることがあるため、取引前に実際の画面で再確認してほしい。
海外取引所は金融庁の登録業者ではなく、日本の利用者保護の対象外である。利用は自己責任で行い、得た利益は確定申告の対象になる。
海外取引所でZROを買う一般的な流れは次のようになる。(1)海外取引所のアカウントを作り本人確認を済ませる。(2)USDTなど対象の通貨を入金する。(3)ZROの現物ペア(例: ZRO/USDT)を検索して注文する。(4)購入後はウォレットへ移すか取引所内で保管するかを選ぶ。
既存のLayerZero(メッセージング用)のZROと、Zero・lzATLAS向けに語られるZROが同一トークンなのか、権利・役割がどう整理されるのかは本記事の調査時点では公式の一次資料で明示されたものを確認できていない。保有・購入前に公式ドキュメントで最新の説明を確認してほしい。
リスク
- Zero・lzATLASは2026年11月30日公開予定の新しいネットワークで、稼働実績がまだない。
- 性能数値(毎秒20万〜200万件)はテスト環境のものであり、本番の実測とは異なる可能性がある。
- 買い戻し・焼却の規模はlzATLAS上の実際の取引量に依存し、想定どおりに進まない可能性がある。
- ZROの上場状況は取引所によって異なり、本記事の確認時点から変わることがある。
- lzATLASは既存の取引所・証券会社のバックエンドとして使われる設計のため、採用が進むかどうかは各venue側の判断に依存する。
- 価格は誰にも断定できない。本記事は材料の整理であり、売買の推奨ではない。
