ツバサガバナンストークン(TSUGT)の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | ツバサガバナンストークン(Tsubasa Governance Token) |
| ティッカー | TSUGT |
| 発行上限 | 約10億TSUGT(1,000,000,000 TSUGT) |
| ローンチ年 | 2023年 |
| ブロックチェーン | Polygon、Astar Network等複数 |
| 主要ユースケース | キャプテン翼-RIVALS-のゲーム内決済・ガバナンス(Polygon/Oasys版は2025年11月28日にサービス終了) |
| 運営 | BLOCKSMITH&Co. |
ツバサガバナンストークン(TSUGT)は、世界的に人気のサッカー漫画「キャプテン翼」をテーマにしたWeb3ゲーム 「キャプテン翼 -RIVALS-」 のガバナンストークンです。
原作者・高橋陽一氏と集英社からの公式ライセンスを取得しており、IP価値の高さが他のWeb3ゲームトークンとの大きな差別化要素となっています。
ツバサガバナンストークン(TSUGT)とは|どんな仮想通貨か
TSUGTは、BLOCKSMITH&Co.が開発・運営する「キャプテン翼-RIVALS-」というNFTサッカーゲームのエコシステム内で機能するガバナンストークンです。
プレイヤーは大空翼、岬太郎、若林源三、日向小次郎など原作キャラクターをNFT形式で育成し、他プレイヤーと対戦するゲーム内で、TSUGTを使ってアイテム購入、ガチャ参加、ガバナンス投票などを行えます。
2023年11月にBITPOINTで国内上場し、KuCoin・Gate.ioなど海外の取引所にも上場しました。上場直後は時価総額が2億ドルを超える水準まで上がり、日本のIPを使ったWeb3ゲームの代表例として注目されました。
ただし2025年に状況は大きく変わりました。
BITPOINTは2025年6月16日にTSUGTの買付と入庫を止め、ゲームのPolygon/Oasys版は2025年11月28日にサービスを終了しています。
ツバサガバナンストークンの特徴
世界的IP「キャプテン翼」の公式ライセンス
TSUGTの最大の強みは、高橋陽一氏と集英社からの公式IPライセンスです。「キャプテン翼」は世界100カ国以上で出版され、累計1億部を超える人気漫画で、特にヨーロッパ・南米・東南アジアで強いファンベースを持ちます。これがWeb3ゲームへ流入する潜在的なユーザーソースとなっています。
NFTキャラクター育成・対戦
プレイヤーは原作キャラクターをNFTとして所有し、育成・強化し、他プレイヤーと対戦できます。各キャラクターはレアリティ・ステータスが異なり、戦略性のあるゲーム体験を提供します。
国内で取り扱っていたのはBITPOINTだけ
国内で円建てでTSUGTを扱っていたのはBITPOINTだけでした。2025年6月16日に流動性の低下を理由に買付と入庫を止め、2026年10月4日時点ではBITPOINTの取扱銘柄の一覧にTSUGTは載っていません。
マルチチェーン対応
TSUGTはPolygon、Astar Networkなど複数のブロックチェーン上で発行されており、各エコシステムでDEX上場や流動性提供を行っています。日本発のAstar Networkとの親和性が特に高い点が特徴です。
BLOCKSMITH&Co.による継続開発
BLOCKSMITH&Co.は日本のWeb3ゲーム開発企業で、TSUGTのほかにも複数のWeb3ゲームプロジェクトを手掛けています。継続的なゲームアップデートや新規イベントの提供がエコシステムを支えています。
ツバサガバナンストークンのこれまでの歩み
2023年: TSUGTローンチと「キャプテン翼-RIVALS-」リリース
BLOCKSMITH&Co.が「キャプテン翼-RIVALS-」をローンチし、TSUGTを発行。原作IPホルダーの集英社・高橋陽一氏からのライセンスを取得した公式ゲームとして注目を集めました。
2023年11月: BITPOINT国内上場
SBIグループのBITPOINTで国内取扱が開始されました。日本人投資家にとって円建てアクセスが整い、認知度が一気に拡大しました。
2024年: 海外取引所への上場拡大
KuCoin・Gate.ioなど海外の取引所への上場が広がりました。上場直後には時価総額2億ドル超のピークを記録しました。
2024〜2025年: ゲーム機能拡張とコラボ
対戦モード追加、新キャラクターNFTリリース、季節イベントなどゲーム機能の拡張が継続。日本のスポーツ団体やアニメコラボ等のクロスIP施策も実施されました。
2025年: BITPOINTの買付停止とゲームのサービス終了
2025年6月16日、BITPOINTがTSUGTの買付と入庫を停止しました(売却と出庫は継続)。続いて運営は「キャプテン翼-RIVALS- Polygon/Oasys」を2025年11月28日15時で終了すると発表し、利用者にTSUGTなどのトークンを終了前に出金するよう呼びかけました。
ゲーム内で使う場面が無くなったことで、TSUGTの主な用途は失われています。
ツバサガバナンストークンの価格の現状
TSUGTの価格は上場直後の約0.22ドルから大きく下がり、2026年2月17日時点で約0.0017ドル(約0.25円)と報じられています(上場時から99%以上の下落)。
最新の価格はCoinMarketCapなどの集計サイトで確かめてください。
ツバサガバナンストークンの今後の見通し・将来性
キャプテン翼IPのグローバル展開
「キャプテン翼」はヨーロッパ・南米・東南アジアに強いファンを持つIPです。ただしTSUGTを使っていたPolygon/Oasys版のゲームは終了しており、IPの人気がそのままTSUGTの需要につながる道筋は今のところありません。
新しい使い道が出るかどうか
強気の材料があるとすれば、TSUGTを使う新しいゲームやサービスが発表されることです。2026年10月4日時点で、そうした公式の発表は確認できませんでした。
日本IP系Web3ゲーム代表としての地位
TSUGTは日本のIPを使ったWeb3ゲームの先行例でした。一方で、ゲームの終了・国内取引所での取扱停止・流動性の低下という弱気材料がそろっています。
競合・規制リスク
Web3ゲーム業界全体では、競合プロジェクト(Axie Infinity、Sandbox、Galaなど)との差別化、Web3ゲームへの規制対応、トークン需給管理が継続的な課題となります。
TSUGTは国内で買えるか
2026年10月4日時点で、TSUGTを日本円で買える国内の登録業者は確認できませんでした。
唯一扱っていたBITPOINTは買付を止めており、BITPOINT自体も2026年7月31日で新規の口座開設を終え、12月末ごろまでにSBI VCトレードのサービスへ移る予定です。
海外ではKuCoin・Gate.io・MEXCなどで取引されていますが、どれも金融庁に登録していない業者です。
以前名前が挙がったBitgetは日本居住者向けのサービスを終了しています。
日本の利用者保護の外になるので、海外業者でTSUGTを買うことはおすすめしません。
BITPOINTにTSUGTが残っている人は、売却や出庫ができるかをBITPOINTの画面とお知らせで確認してください。国内の取引所の選び方は国内の仮想通貨取引所の比較にまとめています。
ツバサガバナンストークンの今後の見通しまとめ
- TSUGTはWeb3ゲーム「キャプテン翼 -RIVALS-」のガバナンストークン。
- 高橋陽一氏・集英社からの公式ライセンス取得済み、世界的人気IP活用が最大の差別化要素。
- 2023年11月にBITPOINTで国内上場、海外ではKuCoin・Gate.io等に上場。
- 2025年6月16日にBITPOINTが買付・入庫を停止、2025年11月28日にゲームのPolygon/Oasys版が終了。
- 2026年10月4日時点で、国内で日本円で買える登録業者は確認できない。
- 強気材料は新しい使い道の発表だけで、公式の発表はまだ無い。
- リスクは用途の消失、低流動性、海外の無登録業者でしか取引できないこと。
