ストレージコインエックス(SJCX)の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | ストレージコインエックス(Storjcoin X) |
| ティッカー | SJCX |
| 発行上限 | 約5億SJCX(500,000,000 SJCX) |
| ローンチ年 | 2014年 |
| ブロックチェーン | Bitcoin(Counterpartyプロトコル) |
| 主要ユースケース | 旧Storj分散ストレージプロジェクトのトークン |
| 国内の取扱 | なし(Zaif は2020年4月30日に取扱を終了。2026年10月7日に Zaif の公開APIの通貨ペア一覧でも SJCX が無いことを確認) |
ストレージコインエックス(SJCX、Storjcoin X)は、分散型ストレージプロジェクト Storj の初期版トークンで、2014年にBitcoin Counterpartyプロトコル上で発行されました。
Storjプロジェクト自体はその後Ethereumに移行し、現在のSTORJトークン(Ethereum版)が主軸ですが、SJCXは旧トークンとしてCounterparty上に残っているだけで、国内で日本円で買える取引所はありません。
ストレージコインエックス(SJCX)とは|どんな仮想通貨か
SJCXは、分散型ストレージサービスStorjが2014年にCounterpartyプロトコル上で発行した初期版トークンです。
Storjは「ユーザーが自分のディスク容量を貸し出すことで、世界中の余剰ストレージをトークン経済化する」というコンセプトで、Filecoin・Siacoinなど分散ストレージ系プロジェクトの先駆けの一つでした。
2017年、StorjプロジェクトはCounterpartyからEthereumへ移行し、新トークンSTORJを発行。SJCX→STORJへの公式スワップが実施されましたが、一部のSJCXホルダーはスワップせず旧トークンを保有し続けました。
国内で唯一扱っていたZaifも2020年4月30日に取扱を終えており(CoinPostの報道(2020年4月1日))、いまは日本円で売買できる場がありません。
ストレージコインエックスの特徴
分散型ストレージプロジェクトの初期トークン
SJCXはFilecoin(FIL)、Siacoin(SC)、Arweave(AR)などより前から稼働していた分散ストレージ系暗号資産の先駆けの一つです。Counterpartyプロトコル上で発行された歴史的銘柄として、暗号資産の歴史を学ぶ上で重要な位置付けにあります。
Counterparty発でEthereumへ移行
当初Counterpartyで発行されたSJCXは、2017年にStorjプロジェクトがEthereum移行を決定したことで、新トークンSTORJへ公式スワップが実施されました。スワップに参加しなかったホルダーの手元にSJCXが残っていますが、取引所での売買はほぼできません。
Zaifは2020年に取扱を終了
国内ではZaifだけがSJCXの日本円の板を持っていましたが、BCY・PEPECASHとともに2020年4月30日23時59分で取扱を終えました(CoinPostの報道(2020年4月1日))。
同年4月1日から出庫(外部への送付)を受け付け、保有者はCounterparty対応のウォレットへ移す形になりました。
主要な取引所で売買されていない
主要な取引所で売買されておらず、継続的な価格や時価総額を確認できない状態です。
公式運営はSTORJに移行
Storjプロジェクトの公式運営はSTORJ(Ethereum版)に移行しており、SJCXは歴史的アセットとして残存している銘柄です。新規開発活動はSJCXには向けられていません。
ストレージコインエックスのこれまでの歩み
2014年: SJCX発行とStorjローンチ
StorjプロジェクトがCounterpartyプロトコル上でSJCXを発行し、分散ストレージサービスを開始。当時はFilecoin等もまだ存在しておらず、ストレージ系暗号資産の先駆けの一つでした。
2017年: Ethereum移行とSTORJスワップ
StorjプロジェクトがEthereumへの移行を決定し、新トークンSTORJを発行。SJCX→STORJへの公式スワップを実施。スワップに参加したホルダーはSTORJを取得、参加しなかったホルダーはSJCXのまま保有を継続しました。
2018〜2020年: Zaifでの取引と取扱終了
2018年9月のZaifハッキング事件後もSJCXの取扱は続き、フィスコ仮想通貨取引所への事業承継後も上場が維持されました。その後、2020年4月30日にBCY・PEPECASHとともに取扱を終えています。
2020年以降: 取引所での売買がほぼ無い状態
Zaifの取扱終了後、SJCXを日本円で売買できる取引所はありません。Storjの公式運営はSTORJに集中し、SJCXは旧トークンとして残っているだけです。
2026年: 国内の取扱は引き続きなし
2026年10月7日にZaifの公開APIの通貨ペア一覧(56ペア)を確認したところ、SJCXのペアはありませんでした。
ストレージコインエックスの今後の見通し・将来性
Bitcoinエコシステムの再評価
Bitcoin Ordinals/BRC-20など新興トークン規格の台頭でBitcoinベーストークンへの関心が再燃しています。Counterparty系の古いトークンが話題になる場面はありますが、SJCXは取引所で売買されていないため、関心が価格に結びつく経路は細いままです。
Storjエコシステム全体の動向
STORJ(Ethereum版)の動向がSJCXのセンチメントに影響する可能性があります。ただしStorjの開発と利用はSTORJ側で進んでおり、SJCXに価値が戻る仕組みはありません。
コレクター・愛好家コミュニティの維持
ニッチなコレクター・愛好家コミュニティの継続的な活動が、SJCXの長期的な存続を支えます。Counterparty系銘柄の文化的価値を理解する層の維持が重要です。
ストレージコインエックスの強気材料と弱気材料
具体的な到達価格の予想はしません。売買の場がほぼ無い銘柄なので、材料は次のように整理できます。
強気材料
- 2014年発行のCounterparty系トークンとして、収集目的の関心が残っている
- Bitcoin上のトークン(Ordinals・Runes など)への関心が、古いBitcoin系トークンに波及する場面がある
弱気材料
- 国内の取扱は2020年4月30日に終了し、日本円で売買できる取引所が無い
- Storjの開発・利用はSTORJ(Ethereum版)に移っており、SJCXには開発が向いていない
- 継続的な価格・時価総額を確認できず、売りたいときに買い手が見つからない可能性が高い
ストレージコインエックスは国内で買えるか
買えません。国内で唯一扱っていたZaifは2020年4月30日に取扱を終え、2026年10月7日時点の公開APIの通貨ペア一覧にもSJCXはありません。
SJCXを持っている人は、Counterparty対応のウォレットで保管することになります。Storjのプロジェクトに投資したい場合の対象は、旧トークンのSJCXではなくEthereum版のSTORJです。
Zaifの現在の取扱銘柄や手数料はZaifの評判と手数料の実測でまとめています。
ストレージコインエックスの現状まとめ
- SJCXはBitcoin Counterpartyプロトコル上で2014年に発行された分散ストレージプロジェクトStorjの旧版トークン。
- 2017年にStorjがEthereumへ移行(→STORJ)し、SJCXは旧トークンとして残っている。
- 国内で唯一扱っていたZaifは2020年4月30日に取扱を終了し、いまは日本円で買える取引所が無い。
- 継続的な価格を確認できず、到達価格の予想は意味を持たない。
