BTCCの手数料一覧:先物はテイカー0.055%・メイカー0.03%
BTCCの先物の取引手数料は、VIP0(一般ユーザー)でテイカー0.055%・メイカー0.03%です。2026年10月11日に、公式のVIP取引手数料ページが読み込むレベル一覧のデータで確認しました。
検索上位の記事には「テイカー0.06%」「0.045%」など古い数字が混ざっています。公式アカデミーにも0.048%・0.06%の記載が残っていますが、料率は手数料ページの表示が正です。
| 手数料の種類 | VIP0の料率・金額 | 確認元(確認日) |
|---|---|---|
| 先物(USDT建て無期限)テイカー | 0.055% | 公式手数料ページ(2026-10-11) |
| 先物 メイカー | 0.03% | 公式手数料ページ(2026-10-11) |
| 現物 テイカー/メイカー | 0.3%/0.2% | 公式手数料ページ(2026-10-04) |
| 暗号資産の入金 | 無料(238通貨・ネットワークすべて0) | 入出金設定データ(2026-10-11) |
| 暗号資産の出金 | 通貨・ネットワーク別の定額(USDT・TRC20は1.5USDT) | 入出金設定データ(2026-10-11) |
| 資金調達率(ファンディングレート) | 8時間ごとにユーザー間で受け払い | 公式ヘルプ(2026-10-11) |
BTCCは日本の金融庁に登録していない海外業者です。日本の利用者保護は及びません。海外取引所どうしの違いは海外取引所のまとめで比べています。
新規ユーザーの特典は、登録で10 USDT、本人確認の完了で20 USDT のクーポンです(2026年10月4日に公式サイトで確認)。内容は時期で変わるので、受け取り条件はBTCCのボーナスの受け取り方で確認してください。
BTCCの先物手数料:VIPレベル別の料率
先物の手数料はVIPレベルで下がり、VIP7ではテイカー0.015%・メイカー0.01%になります。レベルと料率は毎日2:00(日本時間)に更新されると公式ページに書かれています。
| レベル | テイカー | メイカー | 総資産の条件 | 30日の先物取引量 | 出金手数料の割引 |
|---|---|---|---|---|---|
| VIP0 | 0.055% | 0.03% | — | — | — |
| VIP1 | 0.05% | 0.025% | 200USDT | 50万USDT | 10% |
| VIP2 | 0.045% | 0.022% | 1.5万USDT | 750万USDT | 10% |
| VIP3 | 0.04% | 0.02% | 10万USDT | 2,000万USDT | 20% |
| VIP4 | 0.032% | 0.018% | 20万USDT | 7,500万USDT | 30% |
| VIP5 | 0.025% | 0.015% | 100万USDT | 2億USDT | 40% |
| VIP6 | 0.02% | 0.012% | 200万USDT | 5億USDT | 50% |
| VIP7 | 0.015% | 0.01% | 300万USDT | 10億USDT | 60% |
表は公式手数料ページのレベル一覧(2026年10月11日取得)から作りました。条件の満たし方(どれか1つでよいか)や降格までの日数は、画面の「VIP規約」で確認してください。
個人が現実的に届くのはVIP1までです。総資産200USDTが条件の1つで、テイカーは0.055%から0.05%に下がります。1万USDT分の売買なら、片道で0.5USDTの差です。
VIP1以上では、出金手数料と通貨の交換手数料にも割引が付きます。出金をよくする人は、取引手数料よりこちらの割引の方が効く場合があります。
メイカーとテイカーの違い
テイカーは板にある注文をすぐ約定させる注文(成行や、すぐ約定する指値)です。メイカーは板に並んで相手を待つ指値注文で、料率はテイカーの約半分です。
急いで入る必要がない場面では、指値で入るだけで手数料を半分近くにできます。ただし約定しないまま値が離れることもあります。
BTCCの現物手数料と板の滑り(2026年10月11日の実測)
現物の手数料はテイカー0.3%・メイカー0.2%で、先物の約5倍です。BTCCで現物を売買すると、手数料の負担が先物より大きくなります。
手数料とは別に、成行で買うと板を食べた分だけ価格が不利になります(滑り)。BTCCの現物の公開API(Web画面が使う板データ)を、2026年10月11日(日)12:27〜12:57(日本時間)に5分おきに7回取得し、平均を出しました。
| 銘柄(USDT建て現物) | 最良気配の差(平均) | 1,000ドル分を成行で買う滑り | 1万ドル分を買う滑り | 1万ドル分を売る滑り |
|---|---|---|---|---|
| BTC | 0.001% | 0.001% | 0.003% | 0.001% |
| ETH | 0.040% | 0.034% | 0.097% | 0.080% |
| XRP | 0.261% | 0.148% | 0.171% | 0.268% |
| SOL | 0.200% | 0.102% | 0.221% | 0.196% |
滑りは仲値(最良の売り・買いの真ん中)と平均約定価格の差です。BTCは1万ドル分でも滑り0.0031%と、ほぼ手数料だけで済みます。XRPは1,000ドル分でも0.15%の滑りが出ます。
先物の板は公開データで取れず、未計測です。先物の滑りは、発注画面の板で確認してください。
1万ドル分を現物で往復したときのコスト
BTCを1万ドル分買って売る往復では、テイカー0.3%×2に滑りを足して約60.4USDTです。XRPでは約103.9USDTになります。
国内取引所のBTCの板は、GMOコインがテイカー0.05%、bitbankがテイカー0.10%です(国内取引所の手数料比較、2026年10月1日確認)。現物を持つだけなら、国内の板の方が手数料は安く済みます。
BTCCの資金調達率:直近7日はBTCで1日約0.05%
資金調達率(ファンディングレート)は、無期限先物を持っている人どうしが8時間ごとに受け払いするお金です。率がプラスならロングがショートに払い、マイナスなら逆になります。
公式の資金調達費用の説明によると、精算は日本時間の1:00・9:00・17:00です。費用はユーザー間で受け払いされ、BTCCは受け取りません。相場が大きく動いたときは、上下限を変える権利があると書かれています。
直近7日の実績(2026年10月4日〜11日)
公式の資金調達率ページの履歴データから、10月4日9:00〜11日9:00の精算23回を集計しました。比べるため、同じ期間の他社の値を各社の公開APIで取りました。
| 銘柄(無期限) | BTCC 1回あたり平均 | BTCC 7日合計 | 他社の7日合計 |
|---|---|---|---|
| BTC | +0.0162% | +0.373% | Binance +0.028%/OKX +0.065%/Hyperliquid +0.165% |
| ETH | +0.0301% | +0.693% | Binance +0.038%/Hyperliquid +0.159% |
| XRP | +0.0329% | +0.756% | — |
| SOL | +0.0322% | +0.741% | — |
この7日間、BTCCのBTCの資金調達率はBinanceの約13倍で、4銘柄ともプラス側に大きく出ていました。ただし7日分だけの結果で、時期によって変わります。
Hyperliquidは1時間ごとの精算なので、同じ7日間の168回分を合計しました。計算方法と各社の仕組みは資金調達率(ファンディングレート)の解説で詳しく説明しています。
1万USDTのロングを7日持つと
BTCの1万USDT分のロングをこの7日間持っていた場合、資金調達費用は約37.3USDTです。同じ建玉をBinanceで持つと約2.8USDTでした。
一方、テイカーで建てて閉じる取引手数料は11USDT(0.055%×2)です。数日以上持つなら、取引手数料より資金調達費用の方が大きくなります。ショート側は、この期間なら受け取る側でした。
BTCCで先物を往復したときの総コスト試算
先物のコストは「取引手数料+資金調達費用+滑り」で決まります。BTC価格は2026年10月11日の現物の仲値(約82,938USDT)を前提にしています。
| ケース(BTC無期限・建玉1万USDT) | 取引手数料(往復) | 資金調達費用 | 合計の目安 |
|---|---|---|---|
| 成行で建てて当日中に閉じる(精算をまたがない) | 11.0USDT | 0 | 約11USDT |
| 指値(メイカー)で建てて指値で閉じる | 6.0USDT | 0 | 約6USDT |
| 成行で建て、1日(3回精算)持つ | 11.0USDT | 約4.9USDT | 約16USDT |
| 成行で建て、7日持つ(10/4〜11の実績) | 11.0USDT | 約37.3USDT | 約48USDT |
資金調達費用は、1日分は7日の平均(1回0.0162%×3回)で計算しました。先物の板の滑りは未計測なので含めていません。
レバレッジを10倍にしても、手数料は建玉の大きさにかかります。証拠金1,000USDTで1万USDT分を建てると、往復11USDTは証拠金の1.1%にあたります。
倍率とロスカットの関係は証拠金維持率の計算、先物の始め方はビットコイン先物のやり方で解説しています。
BTCCの入金・出金手数料(通貨・ネットワーク別)
暗号資産の入金は無料で、出金は通貨とネットワークごとの定額です。BTCCの入出金設定データ(手数料ページの「入金&出金」タブの元データ)を2026年10月11日に取得し、238通貨・ネットワークのすべてで入金手数料が0でした。
| 通貨 | ネットワーク | 出金手数料 | 最低入金額 |
|---|---|---|---|
| USDT | TRON(TRC20) | 1.5USDT | 1USDT |
| USDT | Solana | 1USDT | 1USDT |
| USDT | BNB Smart Chain(BEP20)/Ethereum(ERC20) | 2USDT | 1USDT |
| USDT | Arbitrum One/Polygon/OP/Avalanche | 5USDT | 1USDT |
| BTC | Bitcoin | 0.0001BTC | 0.00002BTC |
| ETH | Ethereum/Arbitrum One/Base/OP | 0.0006ETH | 0.001ETH |
| XRP | Ripple | 3XRP | 2XRP |
| SOL | Solana | 0.0111SOL | 0.01SOL |
BTCの出金手数料0.0001BTCは、10月11日の価格で約8.3USDTです。USDTをSolanaかTRC20で送ると1〜1.5USDTで済みます。
ERC20のXRPは出金手数料が28.5XRPと高く、同じ通貨でもネットワークで大きく変わります。出金画面で選ぶネットワークを必ず確かめてください。
日本円の入出金はできません。条件によって出金額の6%がかかるルールや、本人確認の段階別の出金上限はBTCCの出金方法にまとめています。
国内取引所からの送金に注意
2026年10月時点で、国内の主な取引所はBTCCを送付先に選べません。送る側の国内取引所の送付手数料もかかります。
送金の手順と回避策はBTCCの入金方法で解説しています。
BTCCのスプレッドは他社と比べて広いか
BTCの現物の最良気配の差は、10月11日の実測でほぼゼロでした(上の表)。BTCで取引するなら、スプレッドの差はほとんど気にしなくてよい水準です。
差が出るのはXRP・SOLなどのアルトコインです。気配の差が0.2〜0.3%あり、成行で入るたびに手数料と同じくらいのコストがかかります。
他社の先物の板との比較は、海外取引所の比較で各社の公開APIをもとに測っています。DEXを含めた総コストはPerp DEXの比較で試算しました。
BTCCの手数料を抑える5つの方法
手数料を抑えるコツは、注文の出し方と持つ期間を変えることです。効果の大きい順に並べました。
- 長く持たない:プラスの資金調達率が続く時期は、ロングを数日持つだけで取引手数料を上回ります。精算時刻(1:00・9:00・17:00)の前に閉じるかを決めておく
- 指値で入る:メイカー0.03%はテイカー0.055%の約半分。急がない注文は指値にする
- 現物はBTCCで持たない:現物の手数料は0.3%と高いので、現物は国内の板で買う
- 出金ネットワークを選ぶ:USDTはTRC20かSolanaにすると1〜1.5USDTで済む
- VIP1を目安にする:総資産200USDTが条件の1つ。テイカーが0.05%になり、出金手数料も10%下がる
BTCCの手数料で注意すること
料率そのものより、条件付きのルールでつまずく人が多いです。使う前に次の点を確認してください。
- 金融庁未登録:BTCCは日本の登録業者ではなく、トラブルが起きても国内の制度では救済されにくい。暗号資産の金商法改正と海外取引所も参照
- 資金調達率は変わる:上の数字は10月4日〜11日の実績。相場が急変すると上下限と精算回数が変わることがある
- 公式の数字が割れている:アカデミー記事に古い料率が残る。発注画面と手数料ページの表示を正とする
- 出金の追加手数料:条件によって出金額の6%がかかるルールがある
- 税金:利益は雑所得の総合課税になる見込み。取引履歴は自分で保存する(国税庁の暗号資産の税金の案内)
BTCCの全体の評判と安全性はBTCCの評判、口座の作り方はBTCCの口座開設の手順、画面の使い方はBTCCの使い方で解説しています。
まとめ:BTCCの手数料は「先物は安く、現物と長期保有は高い」
BTCCの先物はテイカー0.055%・メイカー0.03%で、短期の売買なら手数料は安い部類です。一方、現物は0.3%と高く、BTCの資金調達率は直近7日でBinanceの約13倍でした。
先物を短期で使い、現物は国内の板で持つ、長く持つなら資金調達率を毎日見る。この使い分けで、BTCCの手数料の負担はかなり抑えられます。
